【8/8】初風イ谷は21の春。DTだった私はヘルス・ソープの気持ちよさにハマり累計15回ほど。その15人の中で特に印象に残った、3人の私を抱いた女たちの話をしようと思う。

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296 オー・ハリー・ツムラ Xb1uNrfekw 2012/06/18() 02:01:51.58 ID:JSD9Ai8IO
冬休みになった。初日だった。
私は性欲も食欲もなく、布団で寝ころんでいた。

骸骨のことを考えた。
今頃彼氏と何をしているのだろうか。
遊びに乏しい私には理解できなかった。

――
SEXかなあ。

不埒な考えが頭をよぎった。

私は幼かった。骸骨のことを「他の女性とは違う特別な人」と考
えていた。自分でも気持ちが悪い考えだが、その考えを捨て切れ
ずにいた。

骸骨は私のものではない。骸骨が何をしようと私が口を出すのは
おかしい。

もう骸骨のことを忘れたかった。一方的に、利己的に、私は彼女
を闇の歴史にしていた。

出会わなければよかった。
嫌いだったらよかった。

−−
想像力はいつも時を超えるタイムマシンだ。
私はタイムマシンに乗って、骸骨が彼氏と今までどんなことをし
たのかを考えた。

――
あんなぁこと。

――
こんなぁこと。

――
やぁったでしょ。

「うおおおお」

私は最悪だった。勝手に想像して勝手に傷ついていた。

297 オー・ハリー・ツムラ Xb1uNrfekw 2012/06/18() 02:03:42.87 ID:JSD9Ai8IO
私は異常に女性を美化していた。
SEXはいつもAVの中での出来事だった。身近な人間がそんな
ことをしていることを考えると、嫌悪の感情を持った。

――
お前、この思考回路は性犯罪予備軍だぜ。

と私は自分に言い聞かせた。

しかしタイムマシンは暴走をしていた。
時を超えるだけでなく、AVの世界にまで骸骨と彼氏を連れていっ
た。

「おおおおおお」

自分が嫌だった。脳みそを取り出してしまいたかった。

惚れた女の情事など考えたくもない。
なんとでも思っていなかったら、こんなこと考えずにすんだ。

嫌いだったら、ただの性の対象だけの存在だったら、こんな風に
は思わなかった。

いっそのこと、いっそのこと――性の対象にしてしまえ。

当時そんな風に非論理的に私は考えた。愚かな、本当に愚かな若造だった。

嫌いになりたい。愛情を消し去りたい。そんな思いで私はおちん
ちんをしごいた。

――
私は骸骨をおかずにオナニーを始めた。

298 オー・ハリー・ツムラ Xb1uNrfekw 2012/06/18() 02:04:33.15 ID:JSD9Ai8IO
孫悟空よりも高い妄想力を駆使して私はオナニーを始めた。
身近な人でオナニーをするのはこれが初めてだった。

私の妄想が始まった。

――
骸骨はOLの服装をしていた。

299 オー・ハリー・ツムラ Xb1uNrfekw 2012/06/18() 02:06:04.86 ID:JSD9Ai8IO
今でもそうだが、私はAVメーカープレステージの働く女シリー
ズが大好きだ。

骸骨を入社4年目の広告代理店の事務職という設定にした。

おちんちんは硬くならない。まだ彼女への思いがあるのだろう。

遊ぶ金欲しさにAVに出るという設定だ。

始めはホテルでのソフトSEXだが、職場にやってこられて、ロッ
カー室でSEX。終業後の会社内でSEX、おまけに男優から汁
をぶちまけられる設定だ。

妄想が始まった。インタビュー、ホテルへ、私服で男優に乳をもまれた。

「ほおおおおお」

そのあと、にこにこしながら男優のおちんちんをさすり、フェラ
をした。次に膣を刺激されて、胸もとが赤い。

「ああああ」

――
そして。

――
私の部屋のふすまにノックの音がした。

300 オー・ハリー・ツムラ Xb1uNrfekw 2012/06/18() 02:07:00.09 ID:JSD9Ai8IO
「どうしたあ?」

爺ちゃんだ。

私はなんでもないといった。
私は布団の中で横になっていた。おちんちんは見えていない。
しかしさすが青森で本土決戦に備えていた海兵隊の一人である。

「小さな声でつづけろよぉ」

と言ってふすまをしめた。

絶望の中、私は妄想を続けた。

301 オー・ハリー・ツムラ Xb1uNrfekw 2012/06/18() 02:11:33.83 ID:JSD9Ai8IO
騎上位。バック。カメラからよく見えるアングルでの立ちバック。
正上位。骸骨はつぶれた声であえいだ。酒でつぶれた声をしてい
たので、熟女のそれと似ていた。

――
私のおちんちんはまだ硬くならない。

骸骨が男優と一緒に果てた。
場面が変わり、職場に押し掛けてきたスタッフにたじろぐ彼女、
脅されて強引にロッカールームへ連れて行かれる。

制服のまま乳を二人の男優にもまれる。耳をなめられ恍惚の表情
を浮かべた。服を剥がされ、下着を脱がされ、骸骨は犯された。
二人の男に前後の穴をふさがれ、苦悶の顔を浮かべていた。でも
前後に体を動かす。

「最悪や」

と私は言った。

「金のために体売るなんて最悪や」

私は、思ってもいけない言葉だ。AVで射精することをライフワー
クにしている者が言っては決してならない言葉だ。

第一職業に貴賤はない。従事する者の志にも貴賤はない。
語れるほど私は生きてはいない。

「最悪や。最悪や」

私のおちんちんは硬くなってきた。
後悔にさいなまれた。片思いの相手が、犯されているのを想像し
て、何が気持ちいいのだ。何を興奮しているのだ。

しかし、私にはほかに思いつくすべがなかった。
他に、骸骨を忘れられる方法が、苦痛から逃避行できる方法がな
かったのだ。

――
愚かな、本当に愚かな若造だ。ここでやめておけばよかったんだ。

苦しみから逃げるのに、一番安易で、そして悲しむ方法を選んだ、
馬鹿な若者だ。

302
オー・ハリー・ツムラ Xb1uNrfekw 2012/06/18() 02:13:11.67 ID:JSD9Ai8IO
妄想は進んだ。

社内でのSEXが始まった。複数の男にOL服を骸骨が剥がされ