【7/10】嫁が嫁実家に出かけた。もう二度とこの家には戻って来れないとも知らずに。鍵も交換した。冷蔵庫の中の嫁が作り置いていた食材を全部捨てた。さて、決着つけるとするか。

【1/10】 【2/10】 【3/10】 【4/10】 【5/10】 【6/10】 【7/10】 【8/10】 【9/10】 【10/10】

695:新築◆eP8tHxHx0Q2014/01/07()23:45:52.05
(この後3回くらいに分けて書きます)

最初に、娘達の思うままに色々と語ってもらいました。

長女は冷静な中にもやはり母親との過去をどのように扱っていいかが分からないようで、さらに今後どのような関係になるのかも分からないことに対する不安を訴えてきました。
その1つが、私が「会いたければ自由に会って良い」と言ったことの真意がどこにあるのか(本音は会ってほしくないのかも?)が分からなかったようです。
長女は、どちらかと言えば、元嫁と断絶した関係になりたくない雰囲気です。ただ、次女がそれを激しく拒絶しているので表に出せない感じです。なので、近いうちに次女がいないところで話し合う必要があります。

次女は完全に産まれてから今までを切り捨てたいかのようで、「あの女の触ったものは、全部捨てたい」と泣きながら言いました。「私達家族を捨てた」と表現していましたので、予想はされたことですが、相当心が傷ついています。
「お父さんは優し過ぎる」とか「お姉ちゃんは、最後まであの女を信じようとして、甘過ぎる」とか、そんな感じです。
私も若い頃は過剰なくらい“悪いこと”に対する嫌悪感がありましたので、次女を見ながら納得感がありました。
私が「お前のおかげで、家族が救われた。ありがとう。」と言うと、「私のせいで、こんなことになって。」と泣き出しました。
やはり、皆さんの言う通り、“自分が見つけなければ良かったかも”という思いがあるようです。

長女、次女ともに、この数ヶ月間の苦しかったことなどをたくさん話してくれました。
証拠集めをしている期間の私の雰囲気がやはり怖かったそうです。「早く離婚して、家から追い出してくれ」と二人で話していたそうです。
「もう証拠は十分だ」となってから、私がさっさと決断したのが「本当に嬉しかった。あれ以上時間がかかったら私たちが何かをしてたかも。」という状況だったようです。

次女が決定的に浮気を疑ったのは、“元嫁の化粧”だったそうです。
ずっと私好みのナチュラルな薄化粧だったのが、目元パッチリになっていたのが「怪しい」と思ったきっかけだそうです。
私は、全く気がつきませんでしたけど。

続きます。

698:新築◆eP8tHxHx0Q2014/01/07()23:51:14.80
娘達が感情を露にしたことに対して、そのまま同意あるいは反論をしても感情的なものは何も理解が深まるわけではないと思っています。むしろ、悪影響があるように思っています。
そこで、完全に話題を変えるように“私の思っていること”の話をしました。これで3人が対等に、思っていることを語ったという形になるかと思いました。

・元嫁との付き合いは私の人生の半分近くになること。この人生を「なかったこと」にはしたくないこと。
・この20年は「素晴らしい人生」だったこと。その中で、娘達が産まれて来たこと。だから、今回の件で、そのすべてを黒く塗りつぶす必要はないこと。
・ただ、その関係が途切れてしまったことが、悔しくて残念なこと。
・幸せな時期とこの不幸な事件は区別したいこと。
・君たちは親子の関係は継続すること。ただし、この先どのような関係にするかは、これからじっくりと考えれば良いこと。希望としては怒りや恨みの感情で染まった関係であって欲しくないということ。

次女が「分かってるよ。私がヤケになるとか心配したんでしょ。大丈夫だよ。」と言ってくれました。
「お母さんと一緒の写真とか、捨てちゃおうって思ってたんだけど、やっぱり取っておくね。」とか「お母さんのレシピ本は私がもらっておくね。お父さんが好きな料理を作ってあげられるし。」とか、必死に思いつきで私を慰めてくれるのが、心苦しかったです。
「でも、絶対にお母さんを許せないけど。」と言っていました。
次女の表現が、“あの女”から“お母さん”に変わったのはわざとかどうかは分からないのですが、とても気になっています。
明日になったらまた“あの女”に戻っている可能性は十分にありますけど。

続きます。

700:新築◆eP8tHxHx0Q2014/01/08()00:00:23.58
もう少し語った方が良いかと思ったので、
・君たちが独立したら、夫婦で色々やりたかったことがあるのが、できなくなったことが残念。
・君たちがいくら生意気なことを言っても、“赤ん坊の頃”を思い出せば可愛いもので、そういう会話がとても楽しいものなのだが、もうそういう会話ができないのが残念。
・君たちが子供を産んだ時に、一緒に昔を思い出すことができなくなったのも残念。仮に別の女性と再婚しても、そういうことを一緒に語れる夫婦ではないんだよ。夫婦は長く一緒にいないとできないことがあるんだよ。
とか、つい本音を漏らしてしまいました。

私の感情としては、“裏切られたことに対する怒り”よりも“今後の幸せなことがなくなったことに対する失望”の方が大きいような気がします。時間が経てばどうなるかは分かりませんが。
娘達も、何となく私の感情の所在が分かったようで、「これから楽しいことがあるよ。」とか、そういう話に持って行こうとしていました。健気というか、優しい娘達というのか、泣けて来ます。

私が冷静に話しているかのように書いていますが、実際は泣いています。涙は見せないようにしていますけど。
娘達の方が激しく泣いているので、なだめながら話すので、とにかく時間が掛かるし、話が飛び飛びになります。

長女が「母さんとやり直す気はあるの?」と尋ねて来たので、「それは、有り得ない。絶対に許せないことが世の中にはある。だから夫婦には戻れない。ただ、君たちの両親として、仲良く話せる関係になれたらいいとは思っている。」と答えました。