彼女が妊娠を機に結婚を迫ってきた。×1の俺の過去は気にしない、今のあなたが好きとアプローチされ付き合い始めて数か月…離婚の理由を話そう。そして、子供の父親が誰なのか聞こう。

◇修羅場◇part43
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147: 恋人は名無しさん 2007/04/03() 11:01:34 ID:Lbnmdpu90
俺29歳、会社員 ×1
彼女A 26歳 会社員
A
の上司B 37歳 妻帯者

A
からのアプローチで付き合いだした俺とA
最初離婚の傷もあって体の関*は無かったが、Aは優しく
変な言い方だが信頼できると思ってやった。

そして数ヵ月は年下の癖に包容力があって、健気なAと戸惑いながらも幸せだった。
離婚の理由を聞かれた事はあったけど、はぐらかしたままだったが
「過去の事は気にしないよ。今のあなたが好きだよ」と言ってくれた。
こんないい子にはその内はっきりと言わなくちゃいけないな、と思ってたが踏ん切りがつかなかった。

ところが数ヵ月後Aが妊娠してしまったという。
「大好きなあなたの子を産みたいです」と結婚を迫られたが
俺の×1の原因は俺の無精*症。

子供好きの元妻は不妊治療で俺の結果を知ってからノイローゼの様になってしまった。
そりゃそうですよ、自分は何の問題もない健康体で、しかも子供を熱望してましたから。
元妻もまだ若いのでやり直して欲しくて泣く泣く離婚した。
A
と付き合いだしたのは、丁度元妻から彼氏が出来た、というメールが来た時だった。
祝福して、「今度こそは幸せなママになってくれな。もうメールとかしない方が良いぞ」
とメールした後、それこそ立ち上がれないほど痛飲して泣いて泣いて有給使い切った位。
元妻を忘れ、自分の傷を癒すためにAと付き合ったのか、と言われたら反論できないけどさ…
もう俺は混乱して、「もしかしたら医者の診断ミスか」と思って違う病院に行った。
でもやっぱり子供は望めないと。
もう一回だけ、と違う病院に行ったが結果は同じだった。

帰る道すがら足と体がフワフワになった様な、前がよく見えないような感じだった。
正直俺の体を憎みましたよ。健康でさえ居ればこんな思いしなくて済んだんだって。
しばらく連絡をせず、向こうからの連絡も取らずに居たら家に来た。
「子供だけは…」と中*の罪を語る、純真でまっすぐ、だと思ってた目を見てたら
吐きそうな程の嫌悪感が来た。
俺自身が子供の事で一度人生が狂ってるから余計に。ダシにするなよ、と。

  •  

  • 148: 147 2007/04/03() 11:05:39 ID:Lbnmdpu90
    Aのカバンひっくり返して携帯と手帳を強奪しトイレにこもって鍵をかけた。
    狂った様にガンガンドアを叩いて叫ぶ声を無視して
    じっくりと中を見たらデスクトップこそ俺とAだが、
    着信、メール、写真など上司Bとのラリメールのみだった。
    俺とのメールはさっさと消したらしいな。
    「パパからメール来てひろんちゃん(Bの名前をもじった赤ん坊の呼び名らしい)嬉しいって^^」
    「今日も検診に行ったよ。順調です♥」
    「大丈夫、ばれてないから心配しないでね^^悪いなって思っちゃう位信頼されてるw
    B
    たんの方は大丈夫?奥さんにばれてない?」
    「良かった^^あたしの大事な人だから傷付いてほしくないもん;;大好き♥♥」
    こんな感じ。
    大人しくて引っ込みじあんな俺には全く警戒してなかったのか、パスも掛かってなかったよ。
    ただ気後れして遠慮してただけなんだけどな。
    手帳を取ったのは間に何か挟まってると思ったからで、見たらやっぱり母子手帳だった。
    携帯の中の「Bたん♥♥」の自宅と思われる所にかけたら女性が出た。
    知らない方が幸せかもしれないけど、いつかは知らなければいけないからな。
    軽く事情を説明し、名前等の確認とAを知ってるか、と聞いてみた。
    そしたらうろたえつつも教えてくれたのが、Aは図々しくも同僚と共にB宅へ行ったことがあるらしい。
    とにかくこっちの住所を知らせて、できれば来て欲しいとお願いしたら
    子供を実家に預けてからすぐに行くという事だった。
    ふと気が付いたらドアを殴る音は聞こえず、外出たらAはすでに逃げて居なかった。
    なので落ち着いて今度はAの実家に電話。

    向こうがパニックになった事から説明は大変だったが、
    ナンバーディスプレイでA携帯からの電話だという事も分かり、何とか納得してくれた。
    A
    親には「お嬢さんは逃げたんですが、携帯持ってますのでこちらに連絡して下さい」
    と言ったんだけど、A父がそれで大きなため息と共に受話器を落としたのが分かった。
    ちょっと分かりにくい場所でもあるので、最寄り駅で待ってたらB妻らしい女の人が来た。

    向こうはベンチで座ってたら自然と涙が出てきて、ボタッボタッと涙が垂れてたので分かったらしい。

    149:
     147 2007/04/03() 11:09:26 ID:Lbnmdpu90
    鬼の様な顔だったが、冷静に挨拶してとりあえず家へ。
    二人で携帯の中身をPCに移しつつ、A親を待った。
    何度か場所を聞く電話が来たが、何とかA親登場。
    B
    妻はBに電話してたが繋がらなかったらしい。

    ドアを開けたら玄関で二人そろって土下座、親父さん泣いてたよ。

    とりあえず中に入ってもらってB妻を紹介。
    「こちらB妻さんです。この件の一番の被害者ですね。
    俺は事前に気が付きましたので、Aさんたちに利用される前ですから未遂ですね」
    そして携帯を見てもらう。母子手帳を見せたらここでお母さん崩れて泣き出してパニックに。

    「あなた方のお嬢さんとBさんは利己的で計算高く、卑劣で自己中心的です。
    妊娠して不倫の子を生むために、精神的に参ってた俺の人生を利用しようと二人で楽しんでましたよ。
    気が付かなかったら俺は他人の子を育てせさせられる所でした。
    ばれた以上、お嬢さんは邪魔になった子供を始末するでしょうね、自分の事しか考えてないようですから。
    子供の命なんてお嬢さんにとったら自分の楽しみの為のおもちゃでしょうから、
    殺す事に関してもまったく躊躇しないでしょう」
    A
    親は言葉も出ず、泣きながら土下座、B妻はその間もBに電話してた。

    とにかく連絡が取れない事にはどうしようもないので、
    A携帯の中の友達っぽい人に手当たり次第掛け捲った。 事情を説明して、妊娠中である事、自*の可能性もある事、逃げようと何だろうと、とりあえず逃げ切れるものではないので連絡があったら説得して欲しいと。
    出てこなかったら警察へ捜索願を出すとも言っておいた。
    ところが重苦しい空気の中待っても待っても連絡も無く、その日は結局解散。
    母子手帳は俺が、携帯はB妻が保管する事になった。
    次の日は何も無かったが、2日後A親からAが帰ってきた、と連絡があった。
    B
    も妻の元に現れたらしく、とにかく皆そろって話し合うことに。
    A
    宅へ行くと、病人の様なA母が出迎えてくれて、Aは完全に無表情で目も合わさずソファーに座ってた。
    B
    は蒼白でプルプル震えながら縮こまって床に正座。
    B
    妻は…まあ何と言うか…「般若が静かにお茶飲んでる!こ、怖えええ!」って感じw

    153:
     147 2007/04/03() 11:13:58 ID:Lbnmdpu90
    口火を切ったのはA父で、Aに「お前、まず言う事があるだろう」。
    A
    はまずB妻に対して謝罪、「Bさんとは別れます…」と言った時、A父がAをぶん殴って
    「床に座れ!!」。
    A
    は泣きながら震えだし、床に座って土下座しながら謝り始めた。
    B
    妻とBAのやり取りはここでは割愛。俺には関係ないことだから。
    一通り話した後、俺に向かって「Bさんと付き合ってたのは本当です。でもメールに書いてたのはただの冗談でこの子は本当にあなたの子です。それだけは真実です。それだけは本当に信じて欲しいの…」
    力抜けて大の大人が大勢の前でギャン泣きしましたよ。子供さえ出来る体だったらって。
    勘違いしたAが「○君!」と言って俺の方に来たので、押し返した。