彼女は「違う!浮気じゃない!確かにホテルには一回だけ行ったよ?でも何もしてないし!!」と。だったら「好きだよ」とか半ネ果のツーショット写真は何なんだよw 騙されねーわ!
「違う、してないよ!私のこと疑ってるの?」「ふーん。来週の旅行、山田さんと行くんだろ?女子会メンバーと行くって言っていなかったっけ?」「山田さんは車出してくれるだけだよ!それ以外は女の子だけだし!」「車出してくれるだけの人が△△行きたいとか言うんだ。まあいいや。なんか疑わしいから、その旅行に行く女の子に俺今から電話して聞いていい?」「やめて!そんなことしないで!私のこと疑ってるの?」「うん、疑ってる。何にもないなら今ここで俺が友達に電話して聞いてもいいだろ?」「やめてよ!もうこんな時間だよ?友達も迷惑だよ!」こんな時間っていってもまだ22時半なんですが…。俺は拒む彼子にイラッと来て彼子から携帯を奪い取り、トイレに閉じこもった。まずは受信メールを確認。すると出るわ出るわ証拠の数々。来週の旅行の打ち合わせ内容や、大好きだよ、いつ彼氏と別れるの?などなど。画像フォルダにはホテルでとったのであろう半分ハダカの彼子と山田さんのツーショット。吐き気がした。399: 382 2011/06/04(土) 22:49:25 ID:prtqZWWtOトイレの前でぎゃんぎゃん泣き喚く彼子。「ひどいよ!なんてことするの?携帯返して!」「山田さんと浮気してたんだな…。」「違う!違う!浮気じゃない!」「半分ハダカのツーショットとか、好きだよとかのメール見てどこが浮気じゃないんだよ?」「違う!メール一方的に送ってくるだけだし!」「そんな話し信じられるわけないだろ!お前も早く山田さんに会いたいとか送ってるくせに!それにこの写メはどう説明するんだよ!」「確かにホテルには一回だけ行ったよ?でも何もしてないし!!」俺はこのやり取りに耐え切れなくなり、トイレを出た。「悪いけど今俺、お前のこと信じられないわ。」と携帯を彼子に押し付け、家を出て行った。
車を出し約4時間かけて実家に帰った。一刻も早くこの町から遠い所に行きたかった。実家に帰ると深夜にも関わらず妹が出迎えてくれて、布団を用意してくれた。突然帰ってきたことに怒られたが、理由は聞かないでいてくれた。そのまま爆睡し起きたのが15時頃。電源を切っていた携帯の電源を入れると受信メール150通。留守電の数も恐ろしいことに。内容は「ごめんなさい。」「あなただけ。」「話し合いたい。」「別れないで」など。爆睡したおかげで昨日よりは冷静に物事が考えられるようになった。そして俺は彼子に電話した。ワンコールで出た。「俺男!?今どこなの?」「実家。」「話を聞いてほしいの。」「分かった。今日は実家でゆっくりしたいから、明日そっちへ帰るよ。話し合おう。」「別れないで!」「明日話聞くから!じゃあ。」
402: 382 2011/06/04(土) 22:54:05 ID:prtqZWWtOリビングに行くと妹と母親がいた。彼子が浮気をしていたから別れるかもしれないと伝えた。妹は泣いた。婚約はまだしていなかったが、彼子とは結婚を考えていた。(彼子からもいつか結婚しようね。子供も産みたいと言われていた)それを家族には伝えてあった。親も妹も彼子のことを気に入っており、俺と彼子が結婚することを心待ちにしていた。子供ができたら…なんて将来設計もしていた。妹の泣き顔を見て初めて俺も泣いた。急に悲しいやら情けないやらでどうしようもなくなった。次の日彼子の待つ家に戻った。彼子は目を腫らしており、目の下にはくまが出来ていた。きっと寝ていないのだろう。だが俺にはどうでもよかった。
404: 382 2011/06/04(土) 22:55:14 ID:prtqZWWtO以下話が長くなるので彼子が話したことを箇条書き。・山田さんは別部署の人で会社の全体飲み会の時に仲良くなり、連絡先を交換した・遊びに誘われたが、俺男がいることもあり初めは断った・一度だけ食事しようということになり、一度だけなら…ということで飲みに行った・酔いもあったせいもあるが、ノリでホテルに行った・山田さんとのセ○クスがとても気持ち良すぎてもう一度したいと思った・そこからセ○クスするだけの関係が続いたが、心はまだ俺男のことを愛していた・セ○クスするときは山田さんではなく、俺男のことを考えていた・俺男はあまりセ○クスをしてくれないのが不満だった・自分からセ○クスに誘うのは嫌だった(こういうのは察して男から誘えとのこと)・山田さんとは縁を切るし、連絡先も消去する・週3以上は彼男とセ○クスしたい。そうしたらもっと彼男のことを好きになると思う。
405: 382 2011/06/04(土) 22:57:33 ID:prtqZWWtOラストです。支援ありがとうございましす。なんか話を聞いてクラクラした。一番の原因は俺が全然セ○クスをしてくれないかららしい。確かに彼子との夜は月に1回程度であった。俺はもともとそこまでセ○クスに対しそこまで執着はないし、彼子もそのことは付き合う前から知っていた。彼子から求められたことも今までなかったので、彼子も俺と同じくらい淡白だとばかり思っていた。3年近く一緒いてこんなことも分からなかった自分に腹が立ったと同時に悲しくなった。けれど俺はどうしても一度でも他の男と関係を持った彼子が許せなかった。潔癖症ではないが、彼子のことを汚らわしくさえも思えた。俺のことを好きだといいながら、他の男と関係を持った彼子と週3回以上もできる自信はなかった。俺は彼子に別れを切り出した。彼子は別れたくないとずっと言っていたが、俺の固い意志に負け、別れることになった。もう数年前の話です。たいした修羅場ではないけど、長文失礼しました。408: 恋人は名無しさん 2011/06/04(土) 23:06:12 ID:OmMP5sKV0