【5/8】嫁が静岡市に出かけた。用があって嫁に電話すると、バックに駅の構内放送が聞こえた。 “4時??分発 中津川行きの急行が…” 路線を調べても静岡にいないことは明白だった。
美人で有能で金持ちで高慢ながら、自分の金と時間を使ってヘタレ主人公に献身的に接するミンミン。
うん、ネタじゃないな。現実だよ、これはw
58: 名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/08(金) 18:19:45.16 ID:
ドラマ化決定!
87: 中津川 ◆jIzn4ThRRKxt:2011/04/08(金) 20:20:12.42 ID:
昨夜は大変でした。修羅場なんだからしょうがないのかもしれませんけど。
迎えの車に連れて行かれたのは、某ホテル街、嫁と上司がいるらしいホテルから少し離れた場所の車の中。
そこで、先に来ていたミンミンと合流。さすがに彼女もこんなことに経験があるわけも無く、口数少なめ。
ただ幾分、肩に力が入ってるっぽかった。そして淡々と今日以降のことを説明してくれてた。
彼女が言うには、今日この後、俺と嫁との間に離婚についての、ある程度の合意が出来ようと、出来まいと、家には帰らないこと。
そして、会話は極力しない、ミンミンの知り合いの弁護士が代わりに話をつける。
どうしても、嫁と話す必要がある場合は、電話でなるべく簡単に、そして結論は出さない。弁護士に相談してから。
こんな感じだったかな、ただミンミンの予想では、嫁はそんな簡単には離婚には応じないはずだと彼女は言ってた。
俺は、ここ数週間の展開が速すぎて、正直心と頭が全く付いていけなくて、なんだか現実の出来事には思えてなかった。
自分のことなのに、どこか他人事のような妙な感じがここのところずっとしてる。
興信所の人間は全部で3人、ホテルの出入り口で張り込んでいる2名と、俺とミンミンを乗せた車の運転席に1人。
88: 中津川 ◆jIzn4ThRRKxt:2011/04/08(金) 20:21:26.36 ID:
11時を少し回ったところで、運転席の興信所員に連絡があった。
俺たち3人は急いで車を降りて、ホテルの入り口に向かった。すると数十メーター先で、ひと悶着起こっていた。
予定通りに、もはや姿を隠すつもりも無いカメラを持った先発隊に、嫁と上司が凄い剣幕で噛み付いている。
俺は駆け寄りながら嫁に声をかけた、すると嫁は、はっとしてこちらを振り返って、一気に顔面蒼白。
上司もこちらを見てたけど、何が起こったのか全く理解できていない様子だった。
俺は、情けない話だけど、何か言わなくちゃって思ったけど、固まっている嫁を前にして、俺も固まってしまった。
俺と嫁は、見つめあったまま、お互いに何も言えずに、ただただガチンガチンに硬直しているだけ。
一番年長の、興信所員が嫁と上司に向かって、どこか別の場所で話が聞きたいと言ってた。
しかし嫁は、俺よりも数瞬遅れてきたミンミンに気が付くと、一瞬にしてこれまで見たことも無いような険しい表情になると、
クワッと目を見開いてミンミンを睨みつけ
「女狐、お前の仕業ね、絶対許さない!」
そう言うと、ワナワナと肩を震わせていた。
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