現場に踏み込み布団を剥ぎ取り見回す。ゴミ箱をひっくり返す。ゴムがない… 何よりもそのことに俺はキレた。間は「ちゃ、ちゃんと、外に出しました」と震え上がる。バカかコイツ…
30分ほどで玄関のチャイムが鳴ったので玄関に出ると
小柄な、俺より少し年上かな?というくらいのこぎれいな女性と
4歳くらいの女の子が立っていた。
子供を見て絶句してる俺に
下田嫁は
「どこにも頼めるところが無くてしょうがなくて連れてきました」
一瞬惑ったが、しょうがないので
子供は俺の部屋に置いて、
下田嫁と俺嫁部屋に入った。
玄関に行く前に台所により、小さめの包丁をズボンの後ろポケットに挿していた。
22 :だんな:2014/02/11(火) 19:22:15.53 0
下田は40半ばくらいのやつです。
いわゆる、不良中年っていう感じの男です。
25 :だんな:2014/02/11(火) 19:27:25.28 0
嫁部屋に入った下田嫁は
入った瞬間ぎょっとしていた。
下田嫁に気づいた下田は
「な、なんでお前が・・。」
と泣きそうな声になっていた。
下田嫁は
「なんですか、これは、はずしてください」と
ガムテープをはずそうとしたので俺が下田嫁の
首をつかみ壁際に引き戻すと
俺「いや、いいじゃないですか、私が帰宅した時は
もっとすごかったんですから、奥さんも一緒に見ときましょうよ」
といって、下田嫁を壁際に座らせた。
ポケットに挿していた包丁を その時は既に自分の手に持っていたので
それを見た下田嫁はおとなしく壁際に座ってくれた。
27 :だんな:2014/02/11(火) 19:33:14.31 0
下田嫁をおとなしくさせたあと。
ベッド際に近づき、下だの顔に包丁をあてて
俺「ほら、さっきやってたみたいにやれよ、てめえの嫁にも見せてやれよ」
「やらないと、てめえこれで挿すぞ!」
下田「ひぃい、すいません、本当に許してください。無理です」
嫁「もう、やめて、お願いだから、本当に許して」
俺「許す?何を?いいことじゃないか、お前の夢がかなうんだから。
俺はお前が自分の夢をかなえる為に一生懸命応援してきたんだ、
でも、kの人がお前の夢をかなえてくれるんだろ?
だったら、がんばらないと。下田さんを気持ちよくしてあげないと
せっかくのチャンスがふいになるよ。がんばれ嫁!」
28 :だんな:2014/02/11(火) 19:35:35.09 0
こんなやりとりが一時続いた後、
俺は下田嫁を自分の部屋に連れて行った。
下田は
「俺の嫁に何をする、どこにつれてく止めろ!」とわめいていた。
31 :だんな:2014/02/11(火) 19:43:16.21 0
完全におびえていた下田嫁を子供が居る俺部屋に連れて行くと。
おれは下田嫁に
「本当にすいません。
あなたたちに危害を加えるつもりはありませんから」
「ただ、少しの間だけこの部屋でじっとしておいてもらってもいいですか?」
「勝手に動かれると困るので、ちょっと縛らせてもらいます」
といって、下田嫁の両手をガムテで縛った。
子供も完全におびえていたが
俺「大丈夫だよ、すぐおまわりさんが助けに来るからね」
といって、子供のからだと下田嫁の体をガムテでぐるぐる巻きにした。
ここで、ガムテは使い切った。
下田嫁は さっきまでの俺の鬼畜振りと
今の穏やかな物言いのギャップに驚いていたようだが
「俺さんのお怒りはごもっともです。
私もあの人が昔の栄光をかさにして
若い子を口説いたりしてるのを知ったのは
今回が初めてではありません。
でも、俺さんやけにならないでください。
あなたの奥さんは あいつにだまされただけなんです。
悪いのは全部下田です。だからやけは起こさないで」
なにか、俺の雰囲気から感じるものがあったのか
必死でやけを起こすなと繰り返していた。
33 :だんな:2014/02/11(火) 20:07:49.58 0
嫁部屋に入ると俺は壁際にへたりこんだ。
下田「俺の嫁に何をした!こら答えろ!」
ずっとわめいていた。
俺嫁は涙を流しながら天井を見つめていた。
俺は嫁の事を本当に愛していた。
出会ったときは睡眠時間3時間とかでも
夢に向かって頑張っていた。
すごくまじめな子で、俺も地方出身者だったから
いまいち東京の女の子が苦手で、
結構だまされたりとかもしていた。
大卒で そこそこ大手のIT会社に勤務していた俺は
当時年収800万ほど
彼女も3年ほどいなかった時に出会った嫁は
家賃3万の風呂無しアパートで頑張ってた。
でも、お金の事で俺のことを頼ってくるような事はしなかった。
食事に行っても、かならず私も払うといって財布を出していた。
俺が生活の面倒見るから一緒に住もうといっても、
なかなかOKしてくれなかった。
付き合ってる時、一度2ヶ月ほど会えないときがあった。
連絡しても忙しいの一点張りで。
ようやく合えたのは俺の誕生日の1週間後だった。
その時、プレゼントとして万年筆をもらった。
10万以上するやつだ。
一度、デートの時ウィンドウショッピングで見かけた
高級万年筆をなにげなく手に取り
「そろそろ、俺もこういういいものを持ってないとだめだよな」
って言ったのを覚えていて、
アシスタント、ガールズバー以外に知り合いの美容室でバイトをして
稼いだ金で買ってくれたらしい。
涙が出た。
34 :だんな:2014/02/11(火) 20:13:04.37 0
家賃15万のマンションに一緒に住み始めたときも
かたくなに半分出すといって聞かなかった。
その事でけんかもした。
俺は彼女の夢に頑張ってる姿を傍で見ているだけで幸せだった。
35 :だんな:2014/02/11(火) 20:15:30.94 0
撮影で遅くなりそうな時はこまめにメールもくれた。
休日は二人で公園散歩したり、
二人とも酒好きだったから
昼間から友達と一緒に飲んだ事もあった。
36 :だんな:2014/02/11(火)
20:20:39.24 0
そういえばちょうど3ヶ月くらい前に
嫁が うれしそうに話してた。
「こんど、私がずっとやりたかった仕事がもらえるかも」って
美容室終わりで一回目の打ち合わせに行くってメールもらってた。
深夜1時くらいに帰ってきて、
ものすごく疲れた顔して
俺が「大丈夫?」って聞いても
「うん、大丈夫、少し疲れただけ」って
その夜はめったに嫁のほうから求めてこないのに
求めてきた。
嫁「俺君、大好き、大好き」って
いつもより激しかった。
きっと悔しさと罪悪感でいっぱいだったんだと思う。
37 :だんな:2014/02/11(火)
20:24:03.46 0
こんな事を、壁際にへたり込んで30分くらい話してた。
下田は
「本当に悪かった許してくれ、俺の知ってる業界のやつには
ちゃんと嫁を紹介する。だからもう許してくれ!」
嫁は ただただ泣いてた。
そして、俺は自分の手首を包丁で切った。
思っていたよりも激しく血が出て驚いたのを覚えてる。
下田と俺嫁の悲鳴が聞こえてた。
38 :だんな:2014/02/11(火) 20:25:24.53 0
ここから後の話は俺の記憶ではない。
おぼろげながら記憶にある部分もあるが
人から聞いた話だ。
39 :だんな:2014/02/11(火) 20:28:08.93 0
下田がなんとかガムテ拘束を解き
(結構時間がかかったらしい)
急いで救急車を呼んだらしい。
結構、ぎりぎりだったという話だ。
41 :だんな:2014/02/11(火) 20:39:07.94 0
救急病院のベッドで目を覚ました時、
脇には俺嫁がいた。
その時の俺は嫁を嫁と認識できなかったらしい。
嫁に向かって「あの、嫁を呼んでもらってもいいですか?」
って言ったらしい。
事件の記憶も完全に抜け落ちてたらしい。
その後、心療内科がある病院に転院し
心因性の記憶障害と診断。
少しづつ良くなっていったらしいが
その後、2回手首を切っている。
つまり、快方に向かい記憶が戻ると



