新部署での歓迎会で部長に挨拶がてら酌をした。すると、妻の事を聞かれた。元気か?夜は大変じゃないか?と思わせぶりに。帰宅してから妻に話すと、黙って俯いた・・・
それからしばらくして、俺は△△部長を二人きりで飲みに行きません
かと誘った。
二年ほど前に奥さんを事故で亡くした△△部長は高校生の息子と二人
暮らしだ。上の息子は大学生で離れて暮らしてる。気ままな男所帯だ。
いつでもOKだよと笑って部長は招待に応じた。その席でのことである。
「二人の過去の関係を知ったが 今は私の妻だしこないだのような
話は不愉快だ。」
ときっぱり言うつもりであった。
が部長から出た言葉は信じられないものであった。
『妻を抱かせてほしい。』
850 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:53 ID:63HG3ACz
妻を取られるかもしれない。
が、本当に彼女が一番想いを遂げたい人が俺でなく△△部長だったら?
今なら前のように奥さんに気兼ねすることはない。
彼女の中でのナンバーワンは俺なのか△△部長なのか?
はっきりさせたいと思った。
「俺の一存では決められません」俺の口から出た言葉は曖昧なものだった。
うちに帰り妻に話した。
妻は【喜んで】同意するじゃないだろうか?
851 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:54 ID:63HG3ACz
目を輝かせるかと思いきや
『そんなのは絶対イヤ!△△課長とはもう終わったことなのよ。
あなた以外に抱かれるなんて考えられない』というものであった。
俺は正直ほっとしたが肉体関係が戻ればどうなるかわからない。
「俺の出世のためと思って頼む。1度きりだから。」
(出世のためというのは口から出任せ)
そして、2ヶ月ほど粘り強く口説いた結果、妻はほんとに
1度だけという条件で△△部長の願いを叶えることに了承した
852 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:55 ID:63HG3ACz
冬の終わりの土曜日、俺は妻を車に載せて部長の自宅へと向かった。
妻を部長宅で降ろし俺は時間をつぶすために近所の喫茶店にいこうと
車を回した。
玄関先で振り向いた顔が悲しそうに俺を見ていたのが強く印象に残っ
ている。
3時間少したった頃に、妻から迎えに来てと携帯に連絡が入った。
帰りの道中妻は無言だったし、俺も話しかけることははばかられた。
853 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:56 ID:63HG3ACz
帰ってからすぐに風呂に入った以外は妻は全く変わることなく、俺の
好物のトンカツを夕食に作り寝室へ向かった。
滅多に妻から求めることのないセックスであったが その晩は妻の方か
ら求めてきた。
妻から出た言葉は もはや愛してもいない人とセックスしても感じな
いということだった。
感じないことはない。濡れるし それは女の体を守るための本能とおもう。
でもエクスタシーは感じなかったわよ。
今の私にはあなたしかいないの。いっぱい気持ちよくして。
あんな人に抱かれたことも忘れさせて。」
854 : えっちな21禁さん : 03/07/25
09:01 ID:JlOtjhX4
わくわく
855 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:05 ID:63HG3ACz
この言葉を妻から聞き、俺は自責の念にさいなまされた。
こんなにつらいことを妻に強要したんだと。
俺は最初泣きながら妻を抱いた。
想い出に残るくらい激しいセックスだった。
その夜妻は7回逝き、俺は2回逝った。
俺の気持ち的にもすっきりした。
今妻が愛してるのは やはり俺なのだと確認できたし
妻との関係が壊れなければなんの問題もないと思っていた。
856 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:06 ID:63HG3ACz
週があけての月曜日、俺は部長から呼ばれた。
またちょくちょく頼むよといったことだった。
俺は即座に断った。2度目はないよときっぱり言い切った。
だいたい妻が もうその気がないんだから どうしょうもないと説明したが、
まあそういわずに頼むよって感じでいってきた。
俺はいうべき事は言ったつもりだったので黙って引き下がった。
これで部長もあきらめがついた事だろう。
857 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:06 ID:63HG3ACz
それから2週間ほどたって、俺は再び部長に呼ばれた。
どうだろうといわれても、俺は断るしかなかった。
が部長は そういそいで結論を出さなくてもいいじゃないのか、
気長に待つよといったことをいわれた。
冗談ではない。これで何度も部長に抱かれでもしたら嫁の方に情が出
てきて離れられなくなってしまう。最悪俺が捨てられる。
858 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:07 ID:63HG3ACz
2,3週間から1ヶ月ほどおいてこの短いやりとりは数回続いた。
そんな中5月末の給与明細を見て俺はびっくりした。
日和見的な会社で、全国的な昇給をみて5月に最終決定していた。
昇給は4月にさかのぼって であるが支給は5月の振込日まではわからない。
給与明細に記された昇給差額が大きい。
事前に組合と会社で合意した資料が回覧されるが それよりも昇給額が
大きいのだ。
PCで人事のWebページにアクセスし賃金表と前の給与、新給与を見
比べてみると前期の俺の人事評価は通常考えられるものの中で最高だっ
たのだ。
俺の人事評価は悪い方ではなかったが。今までこんなに高い評価がつ
いたことはなかった。
ヤツが下駄を履かせてるだろう事は容易に想像ついた。
861 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:12 ID:63HG3ACz
翌日はたして部長から声がかかった。俺の意志は汲んでくれ
るよなということだった。
人事にいう?言えるわけがない。
仕事を拒否する?これから ぶ ではおれの居場所が亡くなるだろう。
それからどうする?考えたあげく、俺は部長に転属の願いを申し出た。
あっさり断られる。理由は転属して半年ちょっと、10月付の異動で
も1年しかこの部署で勤務していない。
当然管理能力を問われるか管理責任が部長にかかってくるだろう。
何とかして異動は考えられないのか、人事にも掛けあって欲しいと
お願いしたが それはかなわなかった。
862 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:15 ID:63HG3ACz
彼はそれを拒否したのだ。あるいは拒否できないようにがんじがらめ
に縛ろうとしたのかもしれない。
そんな状況の中ででも部長は相変わらず妻を抱かせろという要求をし
続けたのだ。
このストレスの中、十二指腸潰瘍まで煩ってしまう始末であった。
863 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:16 ID:63HG3ACz
どうしようもなくなった俺は、退職まで考えていると部長にいった。
そこまで考えているんなら人事に掛けあってみるとはじめて態度を軟
化させたようにも見えた。
数日後、部長から呼ばれたときにいい返事がもらえると思っていた俺



