『妻を抱かせてほしい。』部長の言葉に耳を疑った。俺と知り合う前、妻は部長と不倫関係にあった。妻が忘れられないのだろうか、そして、妻が喜んで同意でもしてしまったら、俺は…
に知られてはならないと思ったこと。あえばラブホでセックスばかりしてたこと。好きな人と思いを遂げられて幸せではあったが、不倫の関係が永遠に続く訳がなく1年近くたち、不倫関係を断ち切ろうと思ったこと。1年近く続いた不倫関係に終止符をうってもまだ△△部長が好きだったこと。同じ会社にいれば思いが断ち切れがたいんで会社を辞めようと決心したこと。折しも親が縁談話を持ってくるようになったんで親元に帰り家事手伝いをしようと思ったこと。846 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:47 ID:63HG3ACz俺と妻との出会いは2人が不倫関係を清算してから間もなくだっだのだ。「そんな中であなたに出会えてうれしかった。私のことほんとに愛してくれたし、△△課長の事を忘れさせてくれた。今の私はとっても幸せよ。」『今はそうかもしれないけど そのときはそのときは△△部長がまだ好きだったんだろ?』「そうね、つきあって半年くらいまでは△△課長がナンバーワンだった。でもあなたとつきあう前に終わらせてるし、△△課長は今でも好きだけど あなたとつきあいだしてから何もないわよ。」848 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:49 ID:63HG3ACz妻の言葉に俺は返事もせずに寝室へと足を向けた。ほんとに今では俺がナンバーワンなの?未だにナンバーツーなんじゃないの?妻のほんとの心の内は?彼女以外は知るよしもないじゃないか。ここから俺は悶々と苦悩の日々を迎えることになる。
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08:50 ID:63HG3ACzそれからしばらくして、俺は△△部長を二人きりで飲みに行きませんかと誘った。二年ほど前に奥さんを事故で亡くした△△部長は高校生の息子と二人暮らしだ。上の息子は大学生で離れて暮らしてる。気ままな男所帯だ。いつでもOKだよと笑って部長は招待に応じた。その席でのことである。「二人の過去の関係を知ったが 今は私の妻だしこないだのような話は不愉快だ。」ときっぱり言うつもりであった。が部長から出た言葉は信じられないものであった。『妻を抱かせてほしい。』850 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:53 ID:63HG3ACz妻を取られるかもしれない。が、本当に彼女が一番想いを遂げたい人が俺でなく△△部長だったら?今なら前のように奥さんに気兼ねすることはない。彼女の中でのナンバーワンは俺なのか△△部長なのか?はっきりさせたいと思った。「俺の一存では決められません」俺の口から出た言葉は曖昧なものだった。うちに帰り妻に話した。妻は【喜んで】同意するじゃないだろうか?851 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:54 ID:63HG3ACz目を輝かせるかと思いきや『そんなのは絶対イヤ!△△課長とはもう終わったことなのよ。あなた以外に抱かれるなんて考えられない』というものであった。俺は正直ほっとしたが肉体関係が戻ればどうなるかわからない。「俺の出世のためと思って頼む。1度きりだから。」(出世のためというのは口から出任せ)そして、2ヶ月ほど粘り強く口説いた結果、妻はほんとに1度だけという条件で△△部長の願いを叶えることに了承した852 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:55 ID:63HG3ACz冬の終わりの土曜日、俺は妻を車に載せて部長の自宅へと向かった。妻を部長宅で降ろし俺は時間をつぶすために近所の喫茶店にいこうと車を回した。玄関先で振り向いた顔が悲しそうに俺を見ていたのが強く印象に残っている。3時間少したった頃に、妻から迎えに来てと携帯に連絡が入った。帰りの道中妻は無言だったし、俺も話しかけることははばかられた。853 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
08:56 ID:63HG3ACz帰ってからすぐに風呂に入った以外は妻は全く変わることなく、俺の好物のトンカツを夕食に作り寝室へ向かった。滅多に妻から求めることのないセックスであったが その晩は妻の方から求めてきた。妻から出た言葉は もはや愛してもいない人とセックスしても感じないということだった。感じないことはない。濡れるし それは女の体を守るための本能とおもう。でもエクスタシーは感じなかったわよ。今の私にはあなたしかいないの。いっぱい気持ちよくして。あんな人に抱かれたことも忘れさせて。」854 : えっちな21禁さん : 03/07/25
09:01 ID:JlOtjhX4わくわく855 : 837 ◆hZ80FxmrHI : 03/07/25
09:05 ID:63HG3ACzこの言葉を妻から聞き、俺は自責の念にさいなまされた。こんなにつらいことを妻に強要したんだと。俺は最初泣きながら妻を抱いた。想い出に残るくらい激しいセックスだった。その夜妻は7回逝き、俺は2回逝った。俺の気持ち的にもすっきりした。今妻が愛してるのは やはり俺なのだと確認できたし妻との関係が壊れなければなんの問題もないと思っていた。