2019.01.15 【3/3】送り付けられたテープ中で繰り広げられる様々な淫らな行為は、私と千春の間では経験した事が無い事ばかりだった。送り主はそれを知ってる…そう気付くと俺は… 未分類 この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ 【1/3】 【2/3】 【3/3】 210 : 良介 : 03/07/03 17:11 ID:6sKJFxDE 興奮は極みに達した。 私は自分を抑える事が出来なかった。 服を脱ぎ捨て、千春をベッドに押し倒した。 千春に覆い被さる。 唇を重ねる。舌を絡ませる。 千春が腕を絡ませてくる。 二人共涙を流していた。 (今日一日だけだ・・・今日一日だけだ・・) そう何度も自分に言い聞かせながら千春を抱いた。 211 : えっちな21禁さん : 03/07/03 17:13 ID:AKVKBjeB >>210 ああ、やっぱ抱いちゃったんだ。 214 : 良介 : 03/07/03 17:22 ID:6sKJFxDE 目が覚めると千春が台所に立っていた。 昨夜、二人は全てを忘れ何度も交わった。 「おはよう」 千春が笑顔で話し掛ける。 「ああ」 タバコに火をつけ視線をそらす。 千春を見ているのが辛かった。 私はスーツに着替えた。 早めの出勤の準備をした。 キーケースから1つしかないこの部屋のカギを抜き、 テーブルの上に置いた。 「カギは一つしかないからポストに入れておいてくれ。」 私は遠まわしに千春に帰れと言っている。 そして千春はその言葉を予期していたかの様に唇をかみ締め、 やがて静かに頷いた。 216 : 良介 : 03/07/03 17:25 ID:6sKJFxDE 「じゃあ行って来る」 その言葉を聞き千春の目から涙がこぼれた。 「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」 床にはコンビニの袋が置いてあった。 恐らく朝早く起きて買ってきたのだろう。 私は再び視線を落とす。 そして持っていたカバンを置いた。 217 : えっちな21禁さん : 03/07/03 17:31 ID:eCc8oYVV >「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」 切ない・・・ 218 : 良介 : 03/07/03 17:31 ID:6sKJFxDE 千春の作った朝食がテーブルに揃った。 ご飯に味噌汁、ししゃもにハムエッグ、そして納豆にサラダ。 コンビニで揃う材料と言ったらこんなものだろう。 それでもなぜか千春の味がした。 運んできたのは私の分だけだった。 「お前は食わないのか?」 「いい。良ちゃんの食べる所見てる。」 「食いづらいじゃないか」 「いいじゃない。それよりごめんね、こんなものしか作れなくて・・」 「十分だ」 219 : えっちな21禁さん : 03/07/03 17:36 ID:AKVKBjeB どうなるんだろう・・・。 233 : 良介 : 03/07/03 18:26 ID:6sKJFxDE 千春が作った朝食を食べ終え、私は再び立ち上がった。 千春は座ったまま私の方を見なかった。 「じゃあ行って来る。カギよろしく」 千春が黙って頷いた。 私が出て行くまで、千春はその場を動かなかった。 (これでいいんだ・・) 私は自分に言い聞かせ、部屋を後にした。 440 : 良介 : 03/07/04 16:55 ID:sjh1JPwQ 午後になると私は得意先まわりを始める。 しかし今日は何もやる気が起きなかった。 一番仲の良い所へ連絡し、訪問した事にしてもらった。 次のページ この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ