2019.02.01 友人夫婦は絶賛修正中だ。何度も考え直すように言ったが、考えを変えない友人に俺は納得できなかった。結婚記念日の前倒し旅行を中断して、不倫旅行する奴とはやり直すなんてな… 未分類 この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ 【ネタも歓迎!】嫁の浮気【雑談しながら待ってます】其の拾九 http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1393590714/ 648: 345:2014/03/03(月) 20:39:18.15 ID: 流れぶった切りで悪い 俺の友達夫婦なんだけど、俺が言った一言を皮切りに、目の前で修羅場になったことがある まあ大した落ちもないから、暇つぶし程度で聞いてくれ まず俺の友人夫婦 A→小中高同じ学校に行った腐れ縁の友達。俺は高校卒業後に就職したけど、Aは大学に行った。今でもよく飲みに行く仲 A嫁→Aの大学時代の同級生。2年の交際を経て結婚。かなり美人。気立てもよく、物腰も柔らか。Aの自慢の嫁で、二人の仲はかなり良かった 俺は結婚前からA嫁のことはよく知っていた。 Aの家に行った時にA嫁も含めて三人で飲んだりしてた 結婚が決まった時もAが真っ先に俺に電話してくれたし、婚姻届けの立会人(だったかな?)にもなった でまあ結婚してからもオシドリ夫婦として友人間で有名だったA夫婦 俺もあんな嫁さん欲しいなと思うくらい羨ましかった ……と、前置きはここまで ことの発端は、A夫婦の旅行がキッカケだった 660: 648:2014/03/03(月) 20:58:05.68 ID: とある夏の日、A夫婦は旅行に行くことになった なんでも、結婚記念日の前倒しの旅行だったらしく、決行豪華な日程になるとAが自慢してた AとA嫁は共働きで、二人の長期休みが被ることはかなり珍しい そんな中、たまたま二人とも長期休みが同じ時期に取れたということで、旅行を計画してたわけだ 俺は適当にAにお土産を頼んで、電話で見送った もっとも、俺はどこに行くかなんて聞いてなかったけど で、その時期に俺がちょうど仕事でポカして、取引先まで謝りに行くことになったんだが、それが結構遠いところだった 新幹線に乗って、相手先に土下座する勢いで謝って事なきを得たんだ まあそれはどうでもいいとして、その日はかなり日も落ちてたからビジネスホテルに泊まった 次の日、帰るために新幹線の駅構内で時間まで待ってた そしたら、近くにあるトイレから見たことがある人が出てきた―――A嫁だった。そこは観光名所が多い土地だったし、ニコニコしながら旅行バック持ってて楽しそうだった 俺がそこに謝りに来てるのにAの奴は楽しみに来てたことに、なんか理不尽にもジェラシーを感じた 帰ってきたら、たっぷりお土産をもらおうと固く決意して、俺は帰った まあお前らのことだから、もう気付いているだろう 俺が見たのは、“見てはいけないもの”だったわけだ 670: 648:2014/03/03(月) 21:13:49.19 ID: で数日後、A夫婦の自宅に呼ばれ、直々にお土産を渡された よくわからん地酒だったが、なかなか高いものらしい しかしまあ一人で飲むのも面白くないと、俺はA達と飲むことにした 酒はいい感じで回り、いつも通り和気藹々と飲んでいて、自然と話題は旅行の話にAは饒舌に語る やれ温泉が最高だったとか、やれ特産の飯が旨かったとか、とても上機嫌A嫁もニコニコしながらAの話を聞いてた でだ、俺はその時に、何気なく“禁断の話題”を口にしたんだ 俺『――そういえば、俺もちょうどお前が旅行で行った先に行ってたんだよ』 A『マジで?何しに?』 俺『いやあ仕事でしでかしてな、相手先に土下座の旅』 A『何だよそれwww』 俺『笑いごとじゃねえって。マジで大変だったんだぞ。お前らはいいよな。楽しんでたみたいだったし』 A『なんだよ。見たなら声かけろよ』 俺『新幹線の時間があったから無理だって。てかお前、○○県に行ったんなら、名産の××買って来いよ。俺、あれ好きなの知ってるだろ』 A『……は?なんで○○県?』 俺『なにとぼけてんだよ。なんだお前?得意の誤魔化しか?www』 A『いやいや、俺〇〇県とか行ってねえんだけど。お前誰と見間違えたんだ?』 俺『見間違えるわけないだろ。A嫁さんくらい美人が見間違えるほどいたら世の中幸せだぞ』 A『……は?A嫁が?いつ?』 俺『いつって……〇〇月〇〇日だよ。新幹線の駅でA嫁さん見たぞ?』 A『………』 そこで、俺はようやく気付いた さっきまでニコニコしてたAが、(´゚д゚`)ってなってるのに ……そしてそれ以上に、A嫁が、この世の終わりのように顔を青くし固まっていることに そん時の俺、二人の顔を交互に見て、何が何だか分からず『え?え?』みたいになってた 676: 648:2014/03/03(月) 21:24:24.00 ID: そっからAが、顔をみるみる般若の如き形相に変え、ギロリとA嫁を睨み付けたA嫁、その視線を見た瞬間、傍から見ても分かるくらい体をビクッとさせてた俺はすぐに分かった A、ブチ切れてる A『……どういうこと?』 A嫁『いや……きっと見間違えだと……』 A『だったら何ですぐに言わないわけ?てかさっきからその顔なに?』 A嫁『………』 A『―――何黙ってんだよ!!!!』 A、テーブルの上のコップを弾き飛ばす A嫁更に固まる 俺もびっくりして固まる Aとは長年の付き合いになるが、基本的に滅多なことじゃ怒らない 友人間で、菩薩とも言われるほど温厚だ もちろん、A嫁と喧嘩したことなどない そっからAの尋問が始まる 聞けば、実はAとA嫁は、俺がいたところとはほぼ真逆のところに旅行に行ってたらしい。で、最終日にA嫁が急な仕事が入ったと、一人で先に新幹線で帰ったそうだ。Aは仕事なら仕方ないと信頼度120%で見送り、一人で車で帰ったと ……だが、A嫁は帰ってなどいなかった その証人が……俺だったわけだ ここまでA怒りを露わにするのは理由がある Aは学生時代、付き合っていた女子に二股をかけられ、手酷くフラれたことがある 奴は、浮気という二文字を凄まじく毛嫌いしているんだ Aの問いかけは続く そして、やがてA嫁が観念したのか、目の前で泣きながら土下座をし始めた A嫁『……ご、ごめんなさい!!!』 次のページ この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ