友人からメシに誘われた時から、何か話したいことがあるんだろうなとは感じていた。「おせっかいだとは思うけど…」と切り出し、俺に彼女と別れた方がいいと言ってきた。
25 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日)
01:01:49.27 ID:srpE1pUv0
大学時代に彼女寝とられた経験語るわ。
彼女とは高校二年からの付き合いだった。
高二の4月の自己紹介で、初めて見た時に、
「こんな可愛い子ウチの高校にいたのか」と思った。
ちっちゃくて細くて、色白で可愛かった。
この頃の安達祐実を少し白くした感じ↓
だから適当に名前を ゆみ ってことにしとく。もちろん偽名だけど。
席が近かったこともあって、ガンガン話しかけた。
俺は おしゃべりなほうじゃないけど、ゆみとは妙にウマがあって、
会話が弾んだ。
それからメアドとか交換して、学校終わってからも遊んだりするよう
になり、流れで付き合うことになった。
セックスは高校卒業するまでしなかった。今考えると恥ずかしい話だけど、
「ただ側にいるだけで楽しい。側にいるだけで幸せ」とかそんな
アホらしいことを思ってた。
言い訳だけど、まだ高校生だったし、初めての彼女だったからね。
本気でそう思ってた。
ゆみも「一緒にいられるだけでいい。別にそんなことしなくてもいい。
そのほうがなんかわたしららしいし」みたいなことを言ってくれた。
26 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日)
01:03:17.06 ID:srpE1pUv0
それから同じ大学に入学した。
俺は工学部でゆみは教育学部と、違う学部だったけど。
大学入学してからしばらくはすごいラブラブだった。
完全にバカップルしてた。
工学部棟が何故か他の棟からかなり離れたところにあって、
大学で会うことはあまりなかったけど、ゆみが一人暮らしを始めたこ
ともあって、結構な頻度で遊んだ。というかヤリまくった。
お互い童貞&処女喪失してからは、かなり盛ってた。
ゆみはちょっとドM気があった。
あんなにプラトニックな関係を続けてたのに、一度一線を超えてからは、
猿みたいにヤリまくった。
今思えばその頃が幸せの絶頂期だったかも。
二年に上がってからは、実験とか言う授業が始まって、課題も多くなっ
てバイトもしてたから急に忙しくなった。ゆみもゆみで急がしそうで、
会う頻度が極端に少なくなった。
一週間に一回とか、二週間に一回くらいしか遊ばなかった。
でもその頃の俺は課題とバイトで忙しくてそこまで気が回らないのと、
少し会えないくらいで、俺たちの絆は揺るがない、みたいなうぬぼれ
があって、楽観視してた。そのうち時間もできて、その時にいっぱい
遊べばいい、みたいなことを思っていた。
27 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:22:53.68
ID:srpE1pUv0
夏期の長期休暇が始まって、俺はできるだけゆみとの時間を作ろうと
考えていた。
けれど、ゆみが家族と長期で旅行することになって、夏期休暇中もあ
まり会えなかった。しかたないから俺は夏期休暇中、バイトに明け暮
れた。
二年の後期に入ってからは、ますます彼女と会うことが少なくなった。
一ヶ月に一、二回くらいしか会えない時もあった。
それどころか、連絡がつかない時もあった。
そういう時は少し経ってから「ごめん、最近忙しくて」みたいな謝罪
のメールがきた。
28 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:24:16.44
ID:srpE1pUv0
今思えばその時からゆみの様子はおかしかった。たまに会った時に変
な言動を繰り返していた。
でも俺は「忙しくてストレスが溜まってるんだな。それとも俺に会え
なくて寂しいのかも」くらいにしか思ってなかった。
今まではジャニーズが好きだったのに、K-POPにドはまりして、
「日本のアイドルはなよなよしててダメ」とか言ったり、
大好きだった嵐をディスったりするようになった。
他にも全然政治とか興味なかったはずなのに「日本政府は韓国中国に
謝るべき。悪いことをして謝れないのは人として恥ずかしい」とか
「日本の男はヘタレが多い。韓国人はガタイがよくて、女性に親切。
やっぱり軍で鍛えてるから違う」みたいなことを言い出すようになった。
あと大学で人間関係が上手く言ってないらしく
「日本人の陰でコソコソ人の文句を言う陰険な所が嫌い」
とか愚痴ってた。
同じ頃に、ゆみが韓国人留学生と付き合ってるって噂を聞いた。
他にも似たような噂が耳に入って来た。
けど、俺はゆみを信じてた。低能どものゴシップに一々動揺したりし
ない。ゆみがそんな子なわけない、と。
29 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:35:01.01
ID:srpE1pUv0
ある日、中学からの友人に、「メシ食いに行かないか」と誘われた。
高校では仲良く、よく遊んだこともあった。
大学も同じだったけど、友人は法学部だったので、高校を卒業してか
らはあまり接点がなく、疎遠になっていたから、会うのも久しぶりだった。
居酒屋に行って酒を飲みながら色々と近況などを語り合った。
元々気の合う奴だったし、久しぶりだったからかなり盛り上がった。
会話が落ち着いた所で、友人が「ちょっと真面目な話していいか?」と言った。
俺は最初から、何か話したいことがあるんだろうなとは感じていた。
話すタイミングを窺っていたんだろうな、と思った。
30 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:41:03.22 ID:srpE1pUv0
友人は何からどう話そうか、迷ってるらしく、
少しの間無言だったけどこう切り出した。
「おせっかいだとは自分でも思うけど……
お前、彼女とは別れた方がいい」
正直俺はこれにイラッときた。
友人が善意で言ってるのはわかったけど、彼女と別れろなんて言われて、
ムカつかないわけがない。
お前の尺度で図るんじゃねえ、ゆみは他の女とは違うんだ、と。
「どうせアレだろ? ゆみが留学生と浮気してるって噂のことだろ?」
「留学生とだけなら……全然良かったんだがな……」
友人が心底気の毒そうな顔をした。
「お前の彼女さん、ヤクザもどきの、かなりグレーゾーンな
在日のやつらとも関係があるんだよ……」
「…………」
「大学にもほとんど来てないらしいし……きつい言い方するけど、
あそこまでいくと、もう多分マトモには戻れない」
俺は思った。
もしかしてコイツはゆみのことが好きなんじゃないかと。
だから、こんな話をして、俺とゆみを別れさせようとしてるんじゃな
いか。
「わかった、一応考えてみる」
「そうか……」
俺はその場は納得したように見せて適当に会話を終わらせた。
友人は悲しそうな顔をしていた。31 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:53:46.27
ID:srpE1pUv0
大学には売店が二つあって、工学部棟近くの売店と、共通棟近くの売
店があった。というか、今もあるはず。
工学部棟近くの売店は基本的に、工学部の学生しか利用しない。
俺がそこで弁当とかを買っていると、見たことのない学生に声をかけられた。
「チョットイイデスカ?」
中国人なのか韓国人なのかはわからなかったけど、アジア系で、
明らかに日本人ではなかった。日本語は流暢だった。
「コレ、プレゼントデス」
「はい?」
いきなり、DVDを手渡された。
「ユミカラノ、プレゼントデス」
「は?どういう――」
「ワタシハ、タノマレタダケナノデ、ナニモシラナイデス」
そのアジア系の学生は、俺の言葉を無視して逃げるようにその場を離
れた。少し離れたところで、そいつと同じようなアジア系の学生が
たまって、ニヤニヤしながら俺の方を見ていた。
だから適当に名前を ゆみ ってことにしとく。もちろん偽名だけど。
席が近かったこともあって、ガンガン話しかけた。
俺は おしゃべりなほうじゃないけど、ゆみとは妙にウマがあって、
会話が弾んだ。
それからメアドとか交換して、学校終わってからも遊んだりするよう
になり、流れで付き合うことになった。
セックスは高校卒業するまでしなかった。今考えると恥ずかしい話だけど、
「ただ側にいるだけで楽しい。側にいるだけで幸せ」とかそんな
アホらしいことを思ってた。
言い訳だけど、まだ高校生だったし、初めての彼女だったからね。
本気でそう思ってた。
ゆみも「一緒にいられるだけでいい。別にそんなことしなくてもいい。
そのほうがなんかわたしららしいし」みたいなことを言ってくれた。
26 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日)
01:03:17.06 ID:srpE1pUv0
それから同じ大学に入学した。
俺は工学部でゆみは教育学部と、違う学部だったけど。
大学入学してからしばらくはすごいラブラブだった。
完全にバカップルしてた。
工学部棟が何故か他の棟からかなり離れたところにあって、
大学で会うことはあまりなかったけど、ゆみが一人暮らしを始めたこ
ともあって、結構な頻度で遊んだ。というかヤリまくった。
お互い童貞&処女喪失してからは、かなり盛ってた。
ゆみはちょっとドM気があった。
あんなにプラトニックな関係を続けてたのに、一度一線を超えてからは、
猿みたいにヤリまくった。
今思えばその頃が幸せの絶頂期だったかも。
二年に上がってからは、実験とか言う授業が始まって、課題も多くなっ
てバイトもしてたから急に忙しくなった。ゆみもゆみで急がしそうで、
会う頻度が極端に少なくなった。
一週間に一回とか、二週間に一回くらいしか遊ばなかった。
でもその頃の俺は課題とバイトで忙しくてそこまで気が回らないのと、
少し会えないくらいで、俺たちの絆は揺るがない、みたいなうぬぼれ
があって、楽観視してた。そのうち時間もできて、その時にいっぱい
遊べばいい、みたいなことを思っていた。
27 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:22:53.68
ID:srpE1pUv0
夏期の長期休暇が始まって、俺はできるだけゆみとの時間を作ろうと
考えていた。
けれど、ゆみが家族と長期で旅行することになって、夏期休暇中もあ
まり会えなかった。しかたないから俺は夏期休暇中、バイトに明け暮
れた。
二年の後期に入ってからは、ますます彼女と会うことが少なくなった。
一ヶ月に一、二回くらいしか会えない時もあった。
それどころか、連絡がつかない時もあった。
そういう時は少し経ってから「ごめん、最近忙しくて」みたいな謝罪
のメールがきた。
28 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:24:16.44
ID:srpE1pUv0
今思えばその時からゆみの様子はおかしかった。たまに会った時に変
な言動を繰り返していた。
でも俺は「忙しくてストレスが溜まってるんだな。それとも俺に会え
なくて寂しいのかも」くらいにしか思ってなかった。
今まではジャニーズが好きだったのに、K-POPにドはまりして、
「日本のアイドルはなよなよしててダメ」とか言ったり、
大好きだった嵐をディスったりするようになった。
他にも全然政治とか興味なかったはずなのに「日本政府は韓国中国に
謝るべき。悪いことをして謝れないのは人として恥ずかしい」とか
「日本の男はヘタレが多い。韓国人はガタイがよくて、女性に親切。
やっぱり軍で鍛えてるから違う」みたいなことを言い出すようになった。
あと大学で人間関係が上手く言ってないらしく
「日本人の陰でコソコソ人の文句を言う陰険な所が嫌い」
とか愚痴ってた。
同じ頃に、ゆみが韓国人留学生と付き合ってるって噂を聞いた。
他にも似たような噂が耳に入って来た。
けど、俺はゆみを信じてた。低能どものゴシップに一々動揺したりし
ない。ゆみがそんな子なわけない、と。
29 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:35:01.01
ID:srpE1pUv0
ある日、中学からの友人に、「メシ食いに行かないか」と誘われた。
高校では仲良く、よく遊んだこともあった。
大学も同じだったけど、友人は法学部だったので、高校を卒業してか
らはあまり接点がなく、疎遠になっていたから、会うのも久しぶりだった。
居酒屋に行って酒を飲みながら色々と近況などを語り合った。
元々気の合う奴だったし、久しぶりだったからかなり盛り上がった。
会話が落ち着いた所で、友人が「ちょっと真面目な話していいか?」と言った。
俺は最初から、何か話したいことがあるんだろうなとは感じていた。
話すタイミングを窺っていたんだろうな、と思った。
30 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:41:03.22 ID:srpE1pUv0
友人は何からどう話そうか、迷ってるらしく、
少しの間無言だったけどこう切り出した。
「おせっかいだとは自分でも思うけど……
お前、彼女とは別れた方がいい」
正直俺はこれにイラッときた。
友人が善意で言ってるのはわかったけど、彼女と別れろなんて言われて、
ムカつかないわけがない。
お前の尺度で図るんじゃねえ、ゆみは他の女とは違うんだ、と。
「どうせアレだろ? ゆみが留学生と浮気してるって噂のことだろ?」
「留学生とだけなら……全然良かったんだがな……」
友人が心底気の毒そうな顔をした。
「お前の彼女さん、ヤクザもどきの、かなりグレーゾーンな
在日のやつらとも関係があるんだよ……」
「…………」
「大学にもほとんど来てないらしいし……きつい言い方するけど、
あそこまでいくと、もう多分マトモには戻れない」
俺は思った。
もしかしてコイツはゆみのことが好きなんじゃないかと。
だから、こんな話をして、俺とゆみを別れさせようとしてるんじゃな
いか。
「わかった、一応考えてみる」
「そうか……」
俺はその場は納得したように見せて適当に会話を終わらせた。
友人は悲しそうな顔をしていた。31 :えっちな18禁さん:2013/12/29(日) 01:53:46.27
ID:srpE1pUv0
大学には売店が二つあって、工学部棟近くの売店と、共通棟近くの売
店があった。というか、今もあるはず。
工学部棟近くの売店は基本的に、工学部の学生しか利用しない。
俺がそこで弁当とかを買っていると、見たことのない学生に声をかけられた。
「チョットイイデスカ?」
中国人なのか韓国人なのかはわからなかったけど、アジア系で、
明らかに日本人ではなかった。日本語は流暢だった。
「コレ、プレゼントデス」
「はい?」
いきなり、DVDを手渡された。
「ユミカラノ、プレゼントデス」
「は?どういう――」
「ワタシハ、タノマレタダケナノデ、ナニモシラナイデス」
そのアジア系の学生は、俺の言葉を無視して逃げるようにその場を離
れた。少し離れたところで、そいつと同じようなアジア系の学生が
たまって、ニヤニヤしながら俺の方を見ていた。


