【2/4】「遅くなってごめんなさい」と嫁。遅い帰宅の理由を問い詰めたいが、グッと堪えた。昼間のうちに証拠は確保している。嫁に見せたらどうなるだろう…はぁ…正直しんどい。
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889: 260 ◆q07s8ovBkE :2006/09/25(月) 07:33:13おはようみんなありがとう、というかすまない。ちょっと書くと、どきどきしている。とかいってまとめることも出来ない自分がいる。で昨日書き込んだ続き、思い出しながら書いている。俺は嫁の良心というか、なにかまだ残っている部分に訴えたかったんだと思う。俺は自分の携帯を持ってきて、嫁に写真を送った。嫁は送られたメールを開くと「はっ」といったまま、また沈黙。画面を見つめている様子。俺「そのメール下の子が入学したときに、みんなで撮った写真だよ。その写真が俺のお守りだから。○○こっち見てくれるか。」嫁は俺と目を合わしたがらなかったが、俺が嫁を顔を押さえて言った。俺「昨日のTVじゃないが、俺はお前と結婚できて良かったと思う。二人の子どもにも恵まれたし死ぬときはどうせ俺(男)が先に死んじゃうと思う、俺はこの先何があっても家族を守る、信じたいし信じているから、」嫁「…」俺「その友達に話してほしい。友達の旦那さんも外でいやなことがあっても奥さんや子どもさんがいる家庭があるから、仕事頑張れるんだと思う、だから旦那さんと向かい合って心を開いて話あって見たらどうかなってさ。友達にはキツイかな、その携帯の家族写真を見せるのは。」この期に及んで俺は何をしようとしているのか自分の体と気持ちがバラバラの事をしようとしていた。ある意味俺もおかしくなっていたんだと思う。891: 260 ◆q07s8ovBkE :2006/09/25(月) 07:35:29俺「友達に『ウチの旦那は鈍くさくて、ひとつもカッコよくないけど子どもと私のことはどんな事があっても絶対守ってやるって言われたわよ、だから貴女ももう一度ご主人と話し合ってみたら?』って言ってやれのろ気てもいいぞ、逆療法かもな。」嫁はもうその時、目から涙が止まらなくなっていた。
俺「本当に明日は早いんだから、折角の旅行が台無しになるぞあっ忘れ物…。俺はお前の事愛しているからな。それじゃお休み。」俺は言うだけの事は言った、土曜日は調査員から連絡を入れてもらいながら旅行は出先で 踏み込むつもりだった。嫁「あなた、ごめんなさい。ごめんなさい。」突然読めは携帯を置いて泣きながら俺に謝りだした。嫁「怖くて、怖くて、あなたに、怖くて、ごめんなさい」そう言ったまま泣き出してしまった。どのくらい泣いただろう嫁は立ち上がると 部屋をでて俺が最初に見つけたバッグを持ってきた。携帯のロックを解除して俺に渡した。バッグの中身を出した、中身はわかっていても 初めて見るように接するにはどうすればいいのかいっぱいいっぱいだ。892: 260 ◆q07s8ovBkE :2006/09/25(月) 07:38:23嫁の話はメール&メモとほぼ同内容だった。経過で言うとパートが始まり、職場の年下の主任になれない仕事をサポートしてもらい売り場の飲み会とか倉庫で仕事の手伝いをしながら、会話を楽しみ 会社に行くのが楽しくなっていった。そのうち男からくどかれはじめ、1度だけという約束でホテルに行ってしまったという。携帯の写真はその時に撮られたということだ。しかしその後、激しく後悔をしたという。夫を家族を自分も裏切った事。その事を男に話して、もう会わないようにしたい旨を話したすると男の態度が急に変わり、その写真の事と派遣先から社員を入れないように言える立場にいる事などを言い関係を強要するように迫ったという。なんとか言い訳をしながら、関係は避けてきたが、今回の旅行で関係を終わりするから一緒に来てほしいと言われ仕方なく行く約束をしてしまったという事。嫁は、さっき子どもにおかあさんがほしいと言われた事がショックだったという、自分は母親失格で妻失格で家族失格の人間になってしまったと言う。嫁「こんなふうになった自分を許せません。離婚でもなんでもあなたの好きなようにしてください。」泣きながら嫁はそういって頭さげたままになってしまった。893: 260 ◆q07s8ovBkE :2006/09/25(月) 07:40:21俺「ありがとう、苦しかったんだな、おまえの苦しさをわかってあげられない俺は夫失格だ。頭を上げてくれ、終わってしまった事はもうどうしようもないよ。それよりこれからどうするかだ、本当の気持ちを言うと俺は今どうして言いかわからない、許したくない気持ちと許す気持ちで揺れている。」俺「でも、家族は守りたい、お前が脅されているとしたら俺はお前を守る。今日、その男と会って別れる話をして帰って来い、おそらくその男は今日の旅行を止めようとはしないから帰そうとはしないだろう、お前はまた脅されると思う、その会話を録音してくれ。」嫁は恐怖を口にしたが 俺が少し離れた所で見守る旨を話したら納得した。俺はICレコーダーを嫁に渡した、もし嫁に騙されているとしたら それまでだ俺はこれから先 人間不信で生きていくしかない。嫁の完全には信用してはいない、調査員の事とメール転送の事は一切話してはいないんだ。話が終わったのは明け方、すべてを話して落ち着いた嫁はなにかが解けたというか落ちたというかほっとした感じで休んだ。短い睡眠の後、墓参りに家族で出かけた、嫁は最近になく子どもと楽しそうに接して見えたその分俺の方に何かを背負わされたような気がしたよ。出かける前にリビングで家族の写真を携帯で撮った。俺「今日からこれをお守りにしてほしい。」嫁はうなずいた。嫁両親の墓の前で嫁は何かをつぶやいでいた。嫁に聞くと 両親に謝罪していたとの事だった。896: 260 ◆q07s8ovBkE :2006/09/25(月) 07:42:42