2020.04.27 俺が高校生の頃母が浮気した。見知らぬ男と母が、父に謝りながらも結婚したいから別れてくれと訴えていた。しかし母はバツイチ独身と偽って男を騙していた。相手の男も被害者だった。 未分類 この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その8 http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1434008877/ 547: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:11:00 ID:Ek4 高校時代に母親が浮気した 日曜日部活から帰宅すると見知らぬ男と母と テーブルを挟んで座る父に 謝りながらも結婚したいから別れてくれと訴えていた 俺はその光景を見てしばし呆然としたが、 その男になぐりかかると父に止められた 男も母も俺に向かって土下座をしだしそのまま帰っていった 寡黙な父は「もう母ちゃんはいない、すまんな」 と一言言ったきり何も言わなかった 俺は泣いた 548: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:15:05 ID:Ek4 俺は部屋に閉じこもったが夜になり今のテーブルの上に 男が置いていった名刺があった 俺はそれを握り締めて親友の家に行った 親友の家には俺たちの兄貴分でもある先輩もいて 俺の話を聞いてくれた 先輩は、それでお前はどうしたいんだ?と聞いてきた 俺は、あいつらぶっころしたい、と言った 先輩は、ころすのはいかんけど お前なりのケリはつけなきゃいかんよな と言ってくれた 先輩の家も母親が浮気をして逃げていたせいか 俺の話を朝まで聞いてくれた 549: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:18:45 ID:Ek4 翌朝、俺と親友と先輩は三人で名刺に書いてある会社に乗り込んだ 地方都市だが一等地にあるビル1棟を持ってる立派な会社だった 乗り込んだ俺たちは浮気したババアと浮気野郎を出せ!! と喚き散らした すぐに警備員に取り押さえられ警察も来た 俺たちはビルの詰所に連れて行かれ事情を聞かれていると 男の上司とやらが浮気男を連れて事情を聞きに来た 550: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:24:33 ID:Ek4 男の顔を見てブチギレる俺を止める先輩たちと 土下座する浮気男で詰所はカオスだったと思う 落ち着いた俺に浮気男の上司が話しかけてきた うちの社員が申し訳ないことをした、君はどうしたい?と 俺は即座に、そいつと母をころしたい!と叫んだ 悲しそうな顔をしたその上司は俺に 君のような将来ある子にサツジンはさせることはできない 君のような子をこういう行為に はしらせてしまった社員をおいていることを 私は君にお詫びする、できる限りのことはするから 信じて欲しい、と言った そして浮気男には君の軽率な行為が一つの家庭を壊し、 前途ある若者の将来も壊そうとしている この状況を見てどう思うんだ?みたいなことを言った 551: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:27:40 ID:Ek4 後に知ったがその上司は その会社の支店長さんだったそうだ そしてその人が警察に事情を説明してくれて 俺たちは無罪放免となった そして帰りにやけを起こして何かあったらいけないと 俺たちを社用車でそれぞれ家に送り返してくれた そしてその夜、その連絡が行ったであろう父親に なぐられた 俺は納得が行かずになぐり返そうとしたら 父が泣きながら俺をなぐってるのに気づいて 俺は父に泣いて謝った 552: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:30:49 ID:Ek4 お互いが落ち着くと父は俺に説明し始めた 悪いのはバツイチ独身と嘘をついて男を騙した母であって あの男は母の被害者でもある、 だからお前も許してやれ、とのことだった もちろん俺は納得できなかったけれど、 父のこの時の悲しそうな顔を見て それ以上何も言わないしやらないことにした 553: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:35:27 ID:Ek4 それからしばらくして学校から家に帰ると母がいた すっかりやつれた見た目になっていたが俺は構わず罵倒した シネだのさんざん言ったと思う 母は笑っていた、そしてカバンから包丁を取り出して 俺に向けてきた 俺は抵抗したが軽くはないケガを負った 苦し紛れのけりが母に入り吹っ飛ぶと急に母は逃げ出した 俺は父に連絡をした 憎くても警察に電話してはいけないという一心だった だが、電話で父は俺にこう怒鳴った バカ野郎、すぐに救急車を呼べ!今から俺もすぐに帰る 父が俺を心配してると感じて 電話口で泣いて救急車を呼んだ 554: 名無しさん@おーぷん 2015/07/24(金)10:39:23 ID:Ek4 父が呼んだのか、病院が呼んだのか 手当が終わると警察に事情を聞かれた となりでは父が全て正直に話せ、 と優しく諭してくれた みっともないが俺は父がいる安心感で 泣きながら警察に全て話した 話が終わると俺を事情聴取していた警官が 辛いことをすまなかった、 でも君のお母さんはさっき自首してきたそうだ お母さんも悪いと感じているんだ、お母さんを恨んではいけない 次のページ この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ