2018.06.09 彼女との事を思いおこしてみると、自分がどれだけ不器用かわかる。惚れたら最後、全力で騙される自信アリ。それでも頑張ってればいつか取り戻せるって足掻いて泣くはめになるw 未分類 この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ ◇修羅場◇part105 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/ex/1296353545/l50 492: 485:2011/02/20(日) 06:32:29.31 ID:UcHJ/fI80 稚拙で長くて修羅場?ってのも周りが騒いだだけかもしれません。 俺:普通、172cm、ややDQN リエ:ちっちゃい、色々ちっちゃい、ポニーテール タカシ:俺友、170cmくらい、基本的に言ったことをすぐ忘れる。 アミ:不思議な家出少女当時16歳、ショートカットの大人びた雰囲気 リエとの出会いは高校だった。 どういうきっかけなのかは忘れてしまったけど、いつの間にか彼女と話すようになっていた。 どうやらリエは虐めにあっていたらしい。 俺と彼女が話していると、後輩が俺にニヤニヤしながら近づいてきた。 後輩「俺さんこんなのと話してて気持ち悪くないっすかww」 俺「え?どういうこと?」 後輩「だってこいつ気持ち悪いっしょww」 俺「どこらへんが?」 後輩「どこらへんがって・・その・・」 どうやら俺がイライラしてるのがわかったみたいだ。 俺「お前の方がきめーよ」 この会話がきっかけで好きになったんだと後から聞いた。 リエはクラスに一人二人はいるような地味な子で、意味も無く標的にされていた本当におとなしい子で、後ろから話しかけるとビクッとするような感じ 友達もいたんだけど、彼女達のグループは「気持ち悪い」って位置づけだったらしい。 493: 485:2011/02/20(日) 06:34:37.93 ID:UcHJ/fI80 それから暫くすると、リエの話す声も少しずつ大きくなり、よく笑顔を見せるようになった。 俺「お前あんなにおとなしかったのになぁw」 リエ「えへへ~今でもそんな変わんないですよ~」 ってぴょんぴょん俺のまわりを跳ねてたのを良く覚えてる。 黒髪のポニーテールがぴこぴこ揺れてたのが印象的だった。 でも、俺達は付き合うとかそういうことは無く、たまに話してはカラオケに数人でいったりする程度。 リエと学校では二人で話すんだけど、遊びに行くときは複数。卒業するまでずっとそんな感じだった。 俺は卒業後、地元の企業に就職したけど、彼女とは疎遠になり街で偶然会う程度になっていた。 俺は俺で彼女を作り、もう頭の中からリエが消えていたと思う。 半年くらいして、携帯に知らない番号からの着信があった。 (社内のだれかか?)と出てみるとリエだった。 どこからか番号を手に入れたらしい。 俺「はい、俺です。どちら様ですか?」 リエ「え!えっと・・私です!リエです!(キャーキャー)」 後ろで複数の女の子が騒いでた。 俺「お~久しぶりやんw元気してるん?」 リエ「はい!元気です!先輩のおかげです!あの(キャーキャー)ちょっとウルサイっ!あっ今電話大丈夫ですか?」 それからお互いの近況とか話してたと思う。 リエ「あの・・もしよかったら今度家にきてもらっていいですか!?(キャー)」 俺「えwいやなんで?俺はもうさっきもいったけど彼女いるし」 リエ「いえ!二人とかじゃなくて!私の友達もいるので!えっと、お礼がしたいんです!」 俺が後輩に「お前がきめーよ」って行った後、少しずつ苛めが無くなったんだそうだ。 そのお礼にクッキーを焼いてくれるらしい。 俺「そういうことなら寄らせてもらうよ。」 日にちを決め、そこで電話は終わった。 494: 485:2011/02/20(日) 06:36:38.32 ID:UcHJ/fI80 数日後、彼女の家にお邪魔した 彼女を含め5人の女の子に駐車場までお出迎えされた時は悪い気はしなかった。 そこでもリエとは何の進展もなかったと俺は思ってる。それからメールするようになった程度だ。 その日は、お礼を言われ、クッキーを貰い、彼女達からの質問攻め。 仕事はどうなのか、彼女とはどうなのか、果てはどういう行為してるのか。 地味なグループだけあって、皆経験はなかったのだろう。キャーキャー恥かしがってはいたが、興味津々といったところだ。 仕事も順調でそれから1年がすぎた。 俺は当時付き合っていた彼女からふられた。 理由は、会えないから淋しすぎる。 建設会社で働いていた俺は、夜間作業の現場に入っていた。 彼女が一緒に暮らしたいと俺に話してきたから きついけど残業代がすごい夜間作業に志願したのだ。 睡眠時間も無く、居眠り運転で事故を起こした。 それでも当時愛した彼女の為、ほんと氏ぬきで働いた。 そんな彼女から別れを告げられたが、まだギリギリ耐えてた。 だが、別の男に寝取られたとわかり、最後に会った時の彼女の一言が 俺にトドメを刺した。内容はカット。 495: 485:2011/02/20(日) 06:39:03.35 ID:UcHJ/fI80 仕事にもまったくやる気が出ず辞めてずっとダラダラとしていた。 手元には100万近い貯金。 タカシとただただ酒を呑んでいた日々だった。 実家に住んでいたが、まったく家には帰らなかった。 しかし、そんな日々から救ってくれたのがリエだった。 携帯に着信があり、とりあえず番号も確認しないで電話に出た。 何も言わなかった。どの電話に対してもそんな感じにしてたと思う。 無言の時間が数十秒 リエ「・・・先輩・・ですか?」 俺(俺の携帯だから俺だろ・・何言ってんだコイツ・・) リエ「グス・・・先輩・・グス・・」 俺(何泣いてるんだコイツ・・) リエ「私が・・私が今度は助けます!」 その後色々と言われたが、「お疲れさまでした。」の一言を聞いて俺も泣いた。 内容はご飯を食べろとの事。 誰に聞いたのかは知らないけど俺が彼女にふられ、それはそれは落ち込んでる。 病んでる。あれは氏ぬと聞かされたらしい。 496: 485:2011/02/20(日) 06:40:47.63 ID:UcHJ/fI80 それからすぐ、リエが一人暮らしをしているアパートでご飯を食べる約束をした。 一人だと絶対に食べないだろうから目の前で!ってことらしい 車で4時間、リエのアパートは遠かったが、ここから離れれる!っていう気持ちもあってリエの家に行った。 約束の日に行くと一人暮らしの小さなテーブルにこれでもか!ってくらい料理が並んでた。 俺が好きだって言ってた酒のボトルを見せられた時。その場で崩れ落ちて膝を抱えてワンワン泣いた。 リエは俺をそっと抱きしめて背中をなでてくれてたと思う。 気が付けば明るかったはずの外がもう暗くなっていた。泣きながら寝てしまったと教えてくれた。 俺「かっこ悪いとこ見せたね。色々ごめん。」 リエ「いえ、先輩の事がまた一つわかりましたから~」 と笑ってくれるリエに本当に救われた。料理も美味しいとは言えないが 暖かかった。料理は冷めてるんだけど暖かい。 何回もお礼を言いながら、久しぶりのまともな食事だった。 次のページ この記事をツイート この記事をいいね! この記事をはてブ