【2/3】妻は俺を差し置いて間男二人の間で揺れていて、二人が必死で取り合っている状況を楽しんでいる模様。完璧な証拠も確保した。ビッチと糞野郎共をどうしてくれよう!

この数日ヤツは相当苦悩したのでしょう。
見る影もなくゲッソリとやつれて、私を見つけるいなや土下座して、涙ながらに言いました。

間男1号
「・・・本当にすいませんでした・・・調子に乗って愚かなことをしました」
「許されないことをしました、生涯反省し続けます、貴方にお詫びし続けます」
「・・・どうか・・・許して下さい・・・」

最後の方は涙混じりで振り絞るような感じでした。
その時の彼の言葉に嘘はないと思います。
彼がそんなに悪い人間ではないことは分かっています。
ただほんのちょっとだけ、意思が弱かっただけなのかも知れません。
でも結果として彼は、一人の男の人生を決定的に踏みにじってしまいました。

670  開戦 4hol74DQIE  2008/08/29() 21:28:38
私は淡々と無表情に言いました。、
「残念だがいくら謝ってもらっても無理なんだ、俺がオマエを許すことは生涯ありえない、金を払うか、俺と戦うかしか選択肢はないんだ、諦めてくれ」
「明日600万の入金が無ければ俺はオマエの妻に即座に電話する。」
「そしてオマエがやったことを全て、本部長に伝える」
「その上で、オマエに対して起こせる限り全ての裁判を開始する」
「俺は、絶対にオマエが全てを失うその瞬間まで諦めない、何十年経とうとな!」
「俺がオマエにいったい何をした?どんな酷いことをした?でも、オマエは俺の人生を破壊した、俺はオマエを許さない、絶対にな!」
「オマエに残された時間は、後ほんの僅かだ、精々考えろ、そして決めろ」
 「金か?人生か!」

私の言葉を聞くと、間男1号は土下座した状態で、さらにガクッと肩を落としました。
私は、そんな彼の様子を一瞥だけして立ち去りました。

671  開戦 4hol74DQIE  2008/08/29() 21:31:54
そして今日、期限ぎりぎりで間男1号から私の口座に600万の入金を確認しました。
私の思惑どおりになりました。
残念ながら彼は今の人生を失う恐怖に耐えきれなかったのでしょう。
恐怖に耐えきれなかったがために彼は全てを失うことになります。
昔の言葉に「捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ってのがあります。

彼は、やはり捨てられなかったのでしょう、彼は全てを隠蔽する道を選択しました。
自分にとって不都合な事実に蓋をして、何事もなかったように暮らせたならそれはさぞかし魅力的なことでしょう。
でも人間は自らの行いにいつか、どこかで決着をつけなければなりません。
彼の選択はカタストロフィーをほんの少し先延ばしにする意味しかないのです。
仮に、私がこれ以上何もしないとしても。
苦難から逃れるために、解決を先延ばしにすれば、やがて不幸はどんどん大きくなって、いつかは自分に襲い掛かります。

673  開戦 4hol74DQIE  2008/08/29() 21:36:49
夫を愛し、信じて生きてきた女性を彼は、裏切り、そして二人で将来のマイホームを夢見て、こつこつと貯めてきた大切な貯金を、彼は自らの欲望の代償として勝手に私に差し出してしまったのです。
彼の妻は、許せるはずがありません、きっと。
平穏で穏やかな幸福に包まれた家庭は一瞬で崩壊し、憎しみと憎悪にまみれたそれにとって変わることでしょう。

そして彼はやがて、愛する妻と子供達にも去られ、私と同じように一人ぼっちになるのです。
彼の手元に残るのは、自分が裏切った妻に対する慰謝料、子供達への養育費、そして勝手に使い込んだ共有財産の返済などの支払いだけです。
よくて、会社でのあらゆる出世の道を閉ざされ、窓際で過ごす人生はそれはそれは長い苦痛でしょう。
自らの愚かな行いのせいで「焦土」と化してしまった自分の大切な家庭と人生を振り返り、彼はいったい何を思うのでしょう?

678 
 開戦 4hol74DQIE  2008/08/29() 21:41:04
私は、そんな間男1号を見て、声高らかに大笑いしてやろうと思っています、心から。

私は正直金などどうでもよかったのです。
事前にあつめた間男1号の情報の中にあった、マイホーム資金の600万を報復の手段として利用したにすぎません。
きっと今頃間男1号は、使ってしまったマイホーム資金の穴埋めをどうするのか、必死になって考えていることでしょう。
でも、心配はいりません。
なぜならもうじき彼の妻は全てを知ることになるからです。
文字通り全てを。

そうして、全てを知った彼女の怒りは、二股不倫などというふざけたことを平気でしでかすビッチにも向くはずです。
少なくとも、真剣な思いであったならまだ救いがあったのかもしれませんが、そんないい加減な気持ちで自分の大切な家庭を破壊されたとしたら到底我慢できないでしょう。

私は、いずれ第三者を通して彼女にビッチへの慰謝料請求を助言するつもりです。
もしも彼が自分の妻に全てを話し、許しを請うていれば、あるいは彼の妻は苦しみながらも許し、時が経ってやがて元通りに愛しあえる日が訪れたかもしれません。
少なくとも、愛する人たちを失うことはなかったと思います。
しかし、彼は選択を誤りました、残念ながら。

680  開戦 4hol74DQIE  2008/08/29() 21:44:33
ビッチからは、毎日のように電話があります、毎日必死で謝ってきます。
電話に出る必要性は、本来全くありませんが、私はかかって来るたびに律儀に出て、そのたびに氷のように冷たく突き放しています。

25日を過ぎたあたりからトーンが変わってきています。
ビッチが自分で購入したブランド品や洋服などのローンなどの引き落としが滞り、ローン会社からの督促の電話が実家にかかり始めたからです。