【1/3】いきなり彼女の部屋へ合鍵で入ったら、彼女が全ネ果で冷蔵庫から飲み物を取り出そうとしてた。彼女は『ごめん!・・・ちょっと出てて!』と。一体何してたんだよ!
で、そのままヒデに抱かれた、と。でもその日はできなかった、と(ヒデが起たなくて)。
次の日にできた、と。ヒデはそれまで童貞で、自分が初めてで嬉しかった、と。
なんかそれからヒデと会う回数が増え、好きになり。セックスもこなせるようになり。
俺を忘れていった、と。
俺「ふーん。俺は過去の人なんだ・・・」
真「違う!そうじゃない・・・けど」
俺「でも・・・あれ・・・」
俺は写真たてを指差した。ご丁寧に俺と真理のツーショット写真が伏せられている。
真「・・・」
俺「真理もヒデとやらも・・・俺に見られて感じてたのか?」
真「違う!・・・違う・・・よ・・・見られたくなかったし」
俺「し?」
真「雅人との写真・・・飾ってる自分がいやだった・・・」
643 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:05:55 ID:iy3rOlnq0
>>639
その通り!ww
・・・とかってんならワロスなんだけどねえ(´・ω・`)
ま、過去のことですよ、ええ。
書いてて苦しくなる自分がいやだ(´・ω・`)
俺「で?どうなの?」
真「ヒデが好きで・・・雅人も嫌いじゃないけど・・・
もうこうなってるし・・・別れよう・・・」
不思議と修羅場なのに冷静だったり。
つか、なんか面倒なの考えるの、いやになってた。
俺「真理・・・俺はお前が好きだし愛してる・・・
離れるのはいやだ・・・
でも、今はどうするのがいいのか、正直わからない」
真「・・・」
俺「結婚披露宴には せめて参加してよ・・・
俺と真理の大切な人だし・・・
せめて祝おうよ・・・」
なけなしのお金だけど、真理に旅費として渡す。
つか、テーブルに置いただけだけど。
641 :えっちな21禁さん:2005/08/25(木) 16:00:33 ID:Efdh/RI90
だらだら引っ張るな
書くときはまとめて一気に投下しろ
645 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:12:54 ID:iy3rOlnq0
>>641
ごめん、そんな気力は無いんだ。まとめて推敲するほど文才ねえし。
自分のやな話なんて、書きなぐっておしまいにしたいからね。
推敲して鬱になる時間をとるくらいなら、もうやめるよ。
642 :えっちな21禁さん:2005/08/25(木) 16:05:48 ID:ppj7BzIY0
>>641
ネカフェまできて書いてくれてるんだ
じっくり待て
645 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:12:54 ID:iy3rOlnq0
>>642
㌧
書きなぐりは漏れの我がままだから。
嫌だったら言ってくれ。やめるから。
真「これ!・・・受けと」
俺「真理も俺も冷静じゃないし・・・
少し考えなよ・・・明日朝一で帰るから・・・」
真理が押し黙っている間に、重い足取りでアパートを出る。
どこをどう歩いたかはあまり覚えてないけど、バスターミナルまでは来た。
真理は追いかけてはこなかった。愛情が冷めてるんなら当然だわな。
646 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木)
16:18:40 ID:iy3rOlnq0
で、しばらくして。真理から電話がある。
真「披露宴、行く・・・それだけ・・・」
用件だけ言ってすぐに切れた。
俺は会える感慨も会ってしまう鬱もなく、淡々とそれを聞いた。
壊れてたんかな。
披露宴当日。
真理はおめかししてきた。
当然なんだけど。
その姿を見て、なぜか胸が痛い。
あーやっぱ好きなんだな。
かなり鬱になってきた。
そして披露宴もつつがなく進行し、
仮面恋人の俺たちもうまくこなした。
なぜか見送りの新幹線のホームで胴上げされて、
びっくりしつつも激しく鬱になったことを覚えている。
そして一緒に新幹線に真理と乗った。
お互いに目線も合わせず。手もつなぐこともなく。
もうすぐ終わりなんだなあ、なんて思いつつ。
648 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木)
16:28:21 ID:iy3rOlnq0
あと15分もすれば自分の降りる駅に着くというころ。
俺はなぜかこんなことを訊いた。
俺「なんで今日来たの?」
真「え?・・・んっと・・・ヒデに・・・
行っておいで・・・って・・・」
俺「・・・」
真「雅人との気持ち・・・確認しておいで・・・って」
正直ひでぇ男だと思った。
俺に引導を渡したいんだろう。苦笑するしかない。
俺「そっか・・・で?」
真「別れようと思った・・・でも・・・
まだ混乱してる・・・」
俺「もう降りるし・・・かっこ悪いからななんて思ったけど
・・・実はさ」
切り札を切った。
自分の病気のこと。入院してたこと。
連絡がまったく取れなくて不安だったこと。
今でも通院してること。それからそれから。
これで真理が戻ってくるなんて少しも思っていなかった。
とにかく自分の不安な気持ちを打ち明けずにいられなかった。
真理は驚いて・・・でも何も言わなかった。
649 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:35:15 ID:iy3rOlnq0
今更ながら考えれば、このタイミングはずるいし
あざといなと思うんだけどねw
でもなんだか言ってしまったよ。
駅に着いた。扉が開く。もう降りなきゃ。
俺「真理・・・じゃ、降りるよ」
真「・・・」
俺「じゃ、また」
真「・・・雅人!」
降りた俺に真理が叫ぶ。つい振り返ってしまった。
真「雅人!・・・」
真理は降りるわけでもなく、叫んでた。
俺はというと、なんだか悔しさと敗北感でつらかった。
でもちいせぇプライドで、振り向きなおすと真理に手を振った。


