彼女が妊娠したと言う。しかし俺は身に覚えはない。そして問い詰められた彼女は「ごめんなさい...俺さんの子じゃ...ない...です...」とw 結局とんでもないおサセだった!

俺「おうw虫だなw」
部屋の明かりに照らされた俺の顔を見たリエは引きつった顔をしてた。
アミは・・・なんとなく悟ったみたいな顔してた。
後から聞くと「女が口を挟む問題じゃないと思った」との事。あなたホントに16歳ですか
タカシがティッシュを蹴ってよこしてくれたので取り合えず止血。
それから空気が戻るまで10分少々、そこで急にタカシが切り出した。

508 485:2011/02/20() 08:51:50.83 ID:UcHJ/fI80
タカシ「で、リエちゃんそれ誰の子?」
リエ「え・・俺さんの・・」
タカシ「避妊絶対してたっしょ?」
沈黙
タカシ「黙ってちゃわかんないよ」
リエ「グス・・グス・・・」
アミ「俺君はどうおm」
タカシ「アミ待て、後少し喋らせろ。俺のこと殴った訳を話すよ。」
俺に殴られた事、俺が子供にどれだけ真剣か、ずっと要らない子って小さいときすごした事
タカシ「だからさ、こいつ避妊してんのね。覚悟できるまで?子供が産まれても迎えて上げれる環境までね。で、誰の子?」
沈黙

俺「ゴムだけの避妊でさ・・100%じゃないのはわかってるんだ・・大丈夫だ・・・俺の子だよな?」
タカシ「こいつさ、こんなだから一生懸命お金貯めるよ。引越しとかしたりさ。また事故するまで働いたりさw」
俺「うっせーよw」
タカシ「だからさ、避妊してても100%じゃないのもわかってる。子供って二人の問題じゃん? 誰の子?ってのはリエちゃんもこいつの背中おしてやりなって事だよ。」
リエ「俺さん・・この子は・・お腹の子は・・絶対に俺s・・!」
タカシ「DNA検査は絶対させるけどな。」
俺はこの時すごい罪悪感でいっぱいで、子供は産まれる前から、お腹にいるときから祝福されなきゃいけないものだって
思ってた。だから俺はリエの言葉で壊れたんだと思う
リエ「ごめんなさい・・・・俺さんの子じゃ・・・ない・・・です・・・グス・・・」

509 485:2011/02/20() 08:53:40.74 ID:UcHJ/fI80
目の前には頑張るリエ、えへへーってはにかむリエ、ちょっと悔しそうにするリエ、リエにあわせて動くポニーテール。
確かに見えた気がした。あの時の幸せな記憶のフラッシュバック
(お前処じゃなかったんだな)
俺「うわあああああああああああああ!!」
俺は叫んで走り出したらしい。
らしいっていうのは、気が付けば海にネ果足で居たんだ。それまでの経緯が記憶に無い。
後ろでアミが「ヤバイよ!海だよ!早くきてって!」って言ってた。
タカシが来るまでアミは俺の服を掴んで離さなかった。
タカシに引っ張られてまた部屋に。
リエは泣いてた。アミが新しいグラスに酒を入れなおして渡してくれた。

少しの沈黙の後、
俺「リエ・・・誰が・・・」
もう言葉も中々でて来なかった。
リエ「ごめんなさい!そんなつもりじゃないの!」
タカシ「そんなつもりとか聞いてねーよ。誰の子だって聞いてんだよ」
リエが震えてた。(タカシそんなキツイ言い方すんなよ・・・脅えてるじゃん・・)
アミ「ちょい待ち、リエちゃんさ絶対やっちゃいけない事やっちゃったけどさ。一個だけチャラにできる方法あるんだよ
   方法ってのじゃないけど。」
リエ「えっ」・・・アミ「強制行為」
沈黙

511 485:2011/02/20() 08:58:55.90 ID:UcHJ/fI80
アミ「襲われて出来ちゃった子。今なら間に合う。もしそうなら守ってあげる。誰にも言えなかった。不安だった女の子ならしかたないんだよ。嫌われたくなかったから言えなかった。言ってみ?強制行為?浮気?」
リエ「そ、そうなの!無理やり襲われたの!信じて俺さん!浮気とかじゃないから!」
俺「うん・・うん・・」(車の中のニヤニヤはなんだったんだ・・・)
この時のアミのやるせない顔だけはハッキリ覚えてる。アミの親友に14で襲われ、15で子供を産んだ子がいたのだ。
だからこの考えはアミにしか出てこなかったんだと思う。
車の中のニヤニヤや、どうして言ってくれなかったんだっていう気持ちはあったけど俺はなんとか信じようとしていた・・・
リエ「大好きだから・・・嫌われたくなかったから・・・ヒック・・ワァァン!」
(もういいよ。泣くなよ・・一緒に育てよう。大丈夫。)

タカシ「はいはいはい
!もういいか?やべー殴り倒してー・・アミ、ホレっ・・」
携帯をアミに投げるタカシ・・・沈黙・・・・
アミ「お前・・・!!」バチーン!!
アミがリエを思い切り殴った。放心状態だった俺はそこで気を取り戻した。
俺「おい!何やってんだよ!リエ大丈夫か!?」
リエは俺に隠れるように震えてた
でもわかってたんだと思う。
タカシ「これ見ろ」
リエの携帯の液晶が目の前に出される。見たくない。見たくない
リエが震えてる。ダメだ。見ちゃダメだ。

515 恋人は名無しさん:2011/02/20() 09:22:10.69 ID:+713N5tnO
これは創作だろ~
……だろ?

517
 485:2011/02/20() 09:30:05.34 ID:UcHJ/fI80
「やっほ~これから行くからね~
今日もいっぱい出してあげるからね~」
沈黙
そこからほとんど覚えてない。

俺の涙を見てアミが抑えられなくなったらしい。
殴りかかろうとするのをタカシが止めていたらしい。
俺はリエに覆いかぶさるように庇っていたらしい。
耳には「俺さん助けて!助けて!ころされる!」
アミがさらに怒る。物を投げる。俺に当たる
俺「子供がいるんだ・・・やめてくれ・・・やめてくれ・・」
そういってリエを庇う俺を見てタカシも抑えられなくなったらしい。
抑えられなくなったタカシにアミは全力ビンタしたらしい。
投げた物が俺に当たったけど基本タカシ以外は無傷
タカシは俺の為、アミは親友や色々、もちろん俺の為だといったけど、いつも自分の子供に謝る親友の事を思い出し
「リエは命で遊んだんだから」と怒った。

518 485:2011/02/20() 09:31:05.61 ID:UcHJ/fI80
支援ありがとう。

そこからまた記憶が飛ぶ。気付いたら自分の車の中だった。
部屋にいたらダメだと俺を移したらしい。もちろん鍵とか色々没収された状態だった。
アミがアクエリアスを手渡してくれた。部屋ではタカシがリエと話してるとの事。
泣けなかった。ただ嘔吐を繰り返していた。
アミが親友の事、色々話してくれた。
(あぁ・・似た様な考えの人もいるんだな・・)
俺は少しずつだけど落ち着きを取り戻していた。
朝日が昇る頃、部屋にもどりタカシに全部教えてもらった。
淋しかった。俺が居なかった時、俺が他の彼女といた時、一人暮らしを始めたとき色々重なり、SNSで出会ったそうだ。
俺「まてよ・・・それって最初からじゃん・・え・・?それ違うだろ・・?リエの元彼かなんかだろ・・?」
タカシ「そいつがメールのヤツだよ。今も続いてんだよ」
タカシが吐き捨てるように言った。リエがビクッとなったのを見て、妙に懐かしかったのを覚えている
リエは下を向いたまま動かずに鼻をすすっていた。
リエに怒りが沸いてくる事はなかったが、メールの男に凄くイライラしてた。
とりあえず男を呼び出した。

リエの携帯から男へ電話
リエ「あ、会いたいな~と思って・・・うん・・今それで実家の方なの・・これるかな・・?」
俺はそこで携帯を取り上げ無言で耳に当てていた
A
男「会いたいな~。そんな事いわれたら行っちゃうよぉ。でもこの後用事があってね~いっぱい行為したいんd」
俺「うるせーよカスが、嫁にばらされたくなかったら今すぐ特急乗れよ。この意味わかんだろ?」
イライラが抑えられない
A
男「は?え?だれ?」
俺「リエの彼氏だよ。お前も浮気なんだってな。意味わかんだろ?来いよ。場所ってか駅わかんだろ」