彼女が妊娠したと言う。しかし俺は身に覚えはない。そして問い詰められた彼女は「ごめんなさい...俺さんの子じゃ...ない...です...」とw 結局とんでもないおサセだった!
A男「は・・はい・・・行きます・・」
俺「何時の特急乗るか言え、その電車に乗ってなかったら即ばらすぞ」
521: 485:2011/02/20(日)
09:33:22.82 ID:UcHJ/fI80
A男が来るまで朝食、喫茶店に行った。基本的に俺が財布役なので出すんだ
俺「リエ食べとけ」
リエ「水だけで・・・」
俺「子供いるんだろ・・食っとけ、あのな・・・俺はまだお前の事・・・好きなんよ・・・頼む・・」
リエ「ありがとう・・・ゴザイマス・・」
本心だった
しばらくして駅でお出迎え、ホームを眺めながら携帯を鳴らす
俺「お前はなんで歩いてるんだ?」
A男「え?」俺「待たせるな。走れ」
改札を抜けたA男はどう見ても30代、中肉中背のさえないやつだった。
挨拶を無視し、俺とタカシで挟んで車へ。
俺が運転、助手席にアミ、チャイルドロック側のドアからリエ、A男、タカシ
取り合えず車を走らせる
俺「名前とかどうでもいい、携帯だせ。タカシ、携帯取り上げて色々メモよろしく」
A男「ゆるしてください・・・」
俺「よし、崖から飛べ、それで許そう。」
A男「無、無理です!」
俺「わかってるよ!お前の話きかせろよ。」
そこから色々聞いた、概にリエが言ってた事だった・・・
最初は話を聞くだけ、淋しさを埋める為、リエには好きな人が居る、次第に恋愛の練習へ、俺と付き合う時の為、行為も練習したそうだ。訳がわからん
それを聞いたときは急ブレーキを踏んだ。
リエが俺に言ってた気持ちは嘘だったのか・・・
リエは本当に好きで一番なのは俺だと言った。
俺はお前だけで順番なんてないぞと言い返したら、また黙ってしまった。
A男はリエとの事より自分の保身の事ばかり言うようになった。そして
A男「ほ、ほら!僕も君と同じで軽い好きっていうの?そそ、そういうのだからさ・」
俺はそれを聞いて
「イィィィィ!!」って言いながら口から泡を吹いてたらしい。
アミがハンドルを支えてたらしい。タカシがニコニコしながらA男に頭突きしたらしい。
522: 485:2011/02/20(日) 09:34:42.20
ID:UcHJ/fI80
山に車を走らせる、だんだんと民家もなくなり林が広がるだけになる。
適当な所に車を止めて、地面が柔らかそうな所を探した。A男だけを車から降ろし
トランクから大きいシャベルを取り出した。それを見てあわててアミがやって来たのを覚えてる。
俺「これでここを掘れ」
A男「え・・」
俺「掘れぇ!!!」
A男「は、はいぃ!」
そこから無言、A男がこちらをちらちら見るが何も言わず
淡々と穴を掘っていた。腰くらいまでの深さになったころ
俺「ハチミツは好きか?」
A男「は?え・・?」
俺「この穴にお前の顔だけ出して埋める、殺したりはしない。殴ったりもしない。ただ頭からハチミツをかける。」
アミがそれを聞いて「ヒッ」と短く言った。A男はどうしてそんな事をするのかわかってなかったらしい。
タカシに止められた。「やりすぎだ」との事。
車に乗り山を下ってる時、タカシがA男にハチミツを説明した。
A男「ありがとうございます!ありがとうございます!このご恩はわすれません。」
氏ねばいいのに・・・
また喫茶店で話し合いをすることになった。今後どうするのかとかどうでもよかった。
家族を大事にしろとか説教してた気がする。
嫁と子供いるんだろ。って話になった所で、新事実発覚
A男「私は子供いません・・・出来ないんです・・私はs」
リエ「だめええええええええええ」
本日何回目かの目の前真っ白、そして沈黙。
コイツに生殖機能はない。
A男にもイライラしてたけどそれ以上にイライラがやってきた。
A男にはきつく説教だけして、浮気したらハチミツだぞーとだけ言って帰した。
それ以来会ってない。ただ、リエの家に荷物を取りに行った時、口止め料として50万リエを介して渡された。
523: 485:2011/02/20(日) 09:36:14.81
ID:UcHJ/fI80
そしてまたタカシの家に言って話し合い。
俺「もう正直に言えよ・・・誰の子なんだ・・?」
リエ「言えません・・・言ったら嫌われます・・・」
アミ「あんたまだそんなこと言ってんの?」
俺「大丈夫嫌ったりしないから言ってみ?」
リエ「ホント?」
それから暫くの沈黙の後ポツリと呟いた。
リエ「誰の・・・子供か・・・わかりません・・・」
目の前真っ白ってレベルじゃなかった。気を失った。
俺が目を覚ましてからから㌧㌧と話が進む。
こんな思ってくれてる人は他に居ないよ?ってアミが言って話すように説得したらしい。
後日、リエの部屋に俺、リエ、タカシ、アパートの周りにはアミ、アミの親友、なんか頭がきらきらしてるDQN数名。
誰の子かわからないってことで他に浮気してた男を呼び出したんだ。
最初に来たのは年下B男、何も知らず恋愛してたと思いキスすらしてないヤツ
次に来たのが年上C男、なかなかイケメン、ただならぬ雰囲気に目を泳がせてる。
さらに年上D男、年上E男到着、なんとC・D・Eは友達同士だった。
C・D・E「まじかよ・・・お前もかよ・・・うわぁ・・」口々にぶつぶつ言ってた。
俺「うぜーよ黙れよ。リエ、これで全部か?」
リエ「どうしたのよ!D男君!E男君!この人達やっつけてくれるんでしょ!?早くボコボコにしちゃってよ!」
そこでタカシが切れた。それは俺の役目だろと思ったけど、外に控えてるDQNを呼んで退場してもらった。
C・D・E「リエさ・・外にいっぱいいるんだわ・・無理だよ・・あきらめな・・?」
リエはもう顔面蒼白だった・・・
524: 485:2011/02/20(日) 09:37:19.84
ID:UcHJ/fI80
そして最後の一人登場F男・・・・・さん?え?この人・・父親より年上じゃね・・?
そして全員から話を聞いた。B男は本当に何もしらない。泣いていた。俺も泣いた。
CDEは行為友、DEはたまに3人行為してたそうな。
俺は泣き止んだ。泣けなかった。
そして気になるF男さんは風邪を引いたリエを励ましてる存在だった。
BとFには、俺からお礼と謝罪をして帰ってもらった。
CDEには金を出し合って子供を何とかしろ、責任と義務を果たせと伝えた。
この3人は外の人に襲わないように言ってくれ、そうじゃないと帰れないと言ってた。
俺はもう怒るとかそんなの通り越してすごく冷静だった。
リエと二人で話した。
俺「C・D・Eはさ・・なんていうか・・・無理だと思うんだ・・・」(リエ・・大丈夫か・・?)
リエ「ハイ・・」
俺「なんかあったら連絡してこいよな?実家に頼るとか・・無理やろ・・?」(無理はするなよ・・?)
リエ「え・・はい・・ありがとうございます・・」
俺「なんかさ、そういう余所余所しいのが・・キツイな・・前みたいに話せない?」(まだ好きなんだよ・・)
リエ「・・・頑張ります・・でももう終わりなんですよね・・?」
ここでやっと俺の顔を見るリエ・・(ごめんな)
俺「わからない・・・兎に角何かあれば頼って来い。ちょっと外に行くよ。顔洗って何か飲みなよ?」
あぁ・・まだ好きなんだな・・
525: 485:2011/02/20(日) 09:41:52.53
ID:UcHJ/fI80
全員帰した後でDQNにお礼を言いに行った。
なんでもアミが「全員集合!」って集めたらしい。
あなたいったい何者ですか?
そしてDQNの一人がばつの悪そうな顔で前に出てきた。
DQN「俺さんこれ薬局で買ってきたっす。」
俺「は?何これ?」
DQN「妊娠検査薬っす」
意味がわからずいると別のDQNが前に出た
DQN「俺さんお金いっぱいもってるじゃないっすかーw100万くらいw検査しといたほうがいいっすよーw」
俺「狂言・・ってこと・・?え?なんで?」
DQN「勘っすw」
ありがとう・・?と変な礼を言って部屋に戻り、リエに検査薬を使わせた。

